ドンキホーテＨＤが大幅４日続落、１０～１２月期３％営業減益を嫌気

　ドンキホーテホールディングス<7532>が大幅４日続落。６日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１６年７～１２月）連結決算は、売上高４１７６億９４００万円（前年同期比８．６％増）、営業利益２６３億４３００万円（同３．０％増）、純利益１６４億５９００万円（同１５．６％増）と増収増益だったものの、１０～１２月期の営業利益は前年同期比３．３％減と減益に終わったことから、足もとの業績悪化を警戒した売りが出ているようだ。

　上期は、国内で１６店舗を出店したほか、食品や日用雑貨品などが伸長し既存店売上高は前年同期比２．１％増と堅調に推移したが、低価格販売で粗利率が低下した。なお、１７年６月期通期業績予想は、売上高８２００億円（前期比８．０％増）、営業利益４５０億円（同４．２％増）は従来予想を据え置いたが、子会社株の一部譲渡に伴い純利益は２６８億円から２７５億円（前期比１０．３％増）へ上方修正している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）