貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7518 ネットワンシステムズ

東証P
2,649.5円
前日比
-26.0
-0.97%
PTS
2,651.5円
13:53 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.3 2.99 2.79 3.60
時価総額 2,128億円
比較される銘柄
ビプロジー, 
NTTデータ, 
NESIC
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 材料はあとから貨物列車に乗ってやってくる!


「材料はあとから貨物列車に乗ってやってくる!」

●安いところは愚直に買うに限る!

 古来、材料はあとから貨物列車に乗ってやってくる!という。なにゆえか、株価が下がると、悪材料が続出する。ここ数週間がそうだ。アップル・ショックに加え、ゴーン・ショック、NYダウの大幅安、エヌビディアに対するレーティングの相次ぐ引き下げなど、気の休まるときがない。市場センチメントは冷え切っている。

 確かに、日経平均株価の予想PERは12倍前後と、数年来の低水準にある。1株利益(EPS予想ベース)は1773円と、史上最高水準だ。しかし、株価は価値(企業業績)だけで決まるわけではない。需給、人気がPER(株価収益率)を通じ、株価を大きく左右する。

 ちなみに、株価はEPS×PERの計算式によって算出される。株価が上昇するには需給の改善、人気(センチメント)の高まりが不可欠だろう。需給では外国人の売り一巡、買い越し転換が絶対条件だ。これはヘッジファンドの決算が通過した12月初旬以降に実現すると思う。

●肝要なのは信念を持って行動すること!

 それに、株価は乱高下するもの。特に、最近はボラティリティ(株価変動率)が極端に高くなっている。この激しい値動きに振り回されていてはダメだ。信念を持って行動する必要がある。ともあれ、こんな安値ゾーンで弱気になっては相場に負ける。逆に、ここは突っ込み買いのチャンスではないか。

 何を狙うか。やはり、好業績の伊藤忠テクノソリューションズ <4739> 、コムシスホールディングス <1721> 、アンリツ <6754> 、ネットワンシステムズ <7518> などを。全般相場が低迷しているからこそ、安いところが買える。長期・逆張りの投資家にとっては「待望のチャンス到来」である。

 小物では電子ビーム装置が伸び、収益構造が一変(1株利益は2018年3月期が38円、19年3月期が144円、20年3月期が167円予想)のホロン <7748> [JQ]に妙味があろう。

 このほか、理不尽に売り込まれているスマートバリュー <9417> [東証2]の700円以下、青山財産ネットワークス <8929> [東証2]の1400円前後は突っ込み買いの好機と判断する。青山財産の18年12月期の1株利益は94.54円と会社側が公表しているが、事情通は「100円を超える」と。

 配当については「配当性向50%をメドに」と公約している。現状のEPS水準でも配当は40円(前期は30円)以上となる。これは魅力ではないか。

2018年11月21日 記

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均