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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7516 コーナン商事

東証P
4,365円
前日比
-45
-1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.7 0.82 2.29 12.18
時価総額 1,514億円
比較される銘柄
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<動意株・12日>(大引け)=スリーエフ、ALBERT、帝国繊維など

 スリーエフ<7544>=後場に入ってストップ高し、年初来高値を更新。同社はきょう午後1時に、ローソン<2651>と事業統合契約を締結したことを明らかにした。昨年4月に結んだ資本・業務提携の一環として、新たに事業会社を設立し、「スリーエフ」や「q’S mart(キュウズマート)」、「gooz(グーツ)」のブランドで営業している店舗のうち、281店舗(予定)を「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換。スリーエフは対象店舗の資産および権利義務の一部を会社分割(吸収分割)によりローソンに承継し、ローソンから117億円が交付される予定としている。

 ALBERT<3906>=後場に入って急伸。同社はきょう、AI(人工知能)やディープラーニング技術を応用し、任意の画像に対して類似した図形登録商標(ロゴマークなど)を検索するシステム「ディープサーチロゴ」を開発したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。「ディープサーチロゴ」は、検索対象の画像についてディープラーニングを利用して生成した数千次元の特徴量と、既存の図形商標の特徴量を高速にマッチングさせる類似度計算アルゴリズムにより、類似スコアが高い画像を素早く抽出し、表示することができる。きょうから特許庁の登録商標を検索対象として無料体験版の提供を開始し、今月下旬には有料版の提供を始める予定。既に大手広告代理店などへの導入が決定しているという。

 帝国繊維<3302>=大幅続伸で、年初来高値を更新。北朝鮮問題を巡って地政学リスクへの警戒感が一段と高まるなか、防衛関連株を物色する流れが波及しているようだ。同社は総合防災事業を展開しており、RI防護服や爆発物検知器などを取り扱っていることから関心が高まっているもよう。また、子会社のテイセン産業は、主に防衛省向けの大型天幕やトラックの幌を製造するほか、さまざまなカバー類を製造している。

 イズミ<8273>=大幅高で、年初来高値更新。同社は11日取引終了後に、4月28日に自己株式719万6720株(消却前の発行済み株式総数の9.1%)を消却すると発表した。また、同時に18年2月期通期の連結業績予想を公表。既存店売上高は前期比1.1%増を見込み、営業利益見通しを390億円(前期比9.3%増)としていることも買い安心感につながっているもよう。加えて、社外取締役にニトリホールディングス<9843>の似鳥昭雄会長を選出したと発表したことも好材料視されているようだ。

 コーナン商事<7516>=反発。同社は11日取引終了後に、18年2月期通期の単独業績予想を公表。営業利益見通しを177億円(前期比10.1%増)としていることが好感されているようだ。営業収益予想は3139億5000万円(同3.0%増)。今期はホームセンター3店舗、コーナンプロ8店舗を出店する計画だとしている。また、あわせて神奈川県を中心にホームセンター店舗を展開している小田急電鉄<9007>傘下のビーバートザン(神奈川県厚木市)の全株式を取得し、子会社化すると発表。株式譲渡は5月31日を予定している。

 昭和システムエンジニアリング<4752>=急反発。同社は11日取引終了後に、前17年3月期通期の単独業績予想と配当計画の修正を発表。経常利益見通しを従来の4億1800万円から4億4200万円(前の期比7.3%増)に引き上げたほか、期末一括配当を従来計画比3円増額の15円(前の期は17円)にする方針を示した。ビジネス選択の徹底などで売上高予想は68億円から61億4200万円(同8.9%減)に引き下げたが、生産性向上に努めたことや販売管理費の削減などを図ったことが利益を押し上げるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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