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7514 ヒマラヤ

東証S
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ヒマラヤ Research Memo(6):18/8期は連結売上高860億円、ROE10%を目指す


■今後の見通し

(3)中期経営計画

ヒマラヤ<7514>では中期3ヶ年経営計画を1年ごとにローリングして策定している。期初に発表した中期計画では、最終年度となる2018年8月期に連結売上高86,000百万円、経常利益3,400百万円、ROE10%を経営目標値として掲げている。2016年3月に2016年8月期業績の下方修正を行ったが、現時点では中期経営計画の修正は行っていない。成長戦略としては前述した現在の施策を継続していく方針に変わりなく、売上高経常利益率で4.0%の水準が当面の経営目標値となる。

国内のスポーツ小売用品の市場規模は年間で約1兆5,000億円~1兆8,000億円で成熟しているが、市場の過半はまだ個人経営の店舗で占められている。このため、今後も同社を含めた大手量販店が新規出店によって売上高を伸ばしていく余地は大きいとみられる。同社は、中小規模商圏を出店ターゲットとしたドミナント戦略と「接客力」を強みに地域1番店を目指し、成長を進めていく戦略だ。

大手2社の売上高が2,000億円を超えるなかで、同社は売上高1,000億円超えが当面の目標となる。同社の場合、東北・北海道などまだ未進出エリアが残されており、こうしたエリアへ展開することで、更なる成長は可能とみられる。エリア拡大に当たっては、M&Aも経営の選択肢の1つとなるが、まずはB&Dの収益立て直しが優先事項となっている。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、スポーツ需要の高まりが予想されるなかで、こうした需要をいかに取り込んでいくかが成長のカギを握ることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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