プラザクリエイト Research Memo(9):証明写真BOXの設置は順調に拡大
■中長期の成長戦略
5. 法人事業の成長戦略
法人事業はまだ黎明期にあり、情報開示上はプリント事業の中に含まれている。しかしプラザクリエイト<7502>の内部では着実に事業開発が進捗している。現状は証明写真ボックス、ダビングサービス、IDカードプリンタが具体的な事業として挙がっているが、新サービスや新商品の展開も模索中だ。店舗のFC化で同社本体が商品・サービスの開発に集中できる体制となることは、法人事業においても商材の充実によって業容拡大につながると期待される。
現状で最も進んでいるのは証明写真ボックスだと弊社ではみている。足元では約1,200台まで拡大しているようで、同社自身は1,200台という台数はまだ発展途上であり、2,000台を最低ラインとして早期の達成を目指しているようである。証明写真ボックスは一般的には、スタンドアローンの機器とみなされているが、同社はIoT時代を見据えて通信機能も付加しているもようだ。ネットワーク外部性を生かしたこれまでにないサービスを検討しているとみられ、今後の展開を見守りたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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提供:フィスコ