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7447 ナガイレーベン

東証P
2,331円
前日比
+6
+0.26%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.1 1.77 2.57 1.13
時価総額 833億円
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ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、期末の現預金は227億円、自己資本比率は89.2%


■業績動向

(2) 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2017年8月期末の資産合計は40,951百万円となり、前期末に比べ2,093百万円増加した。流動資産は32,325百万円となり同3,242百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加3,257百万円、受取手形及び売掛金の減少922百万円、棚卸資産の減少36百万円など。一方で固定資産は8,626百万円となり、同1,148百万円減少したが主に長期預金の流動資産への振替に伴う投資その他資産の減少925百万円による。

負債合計は4,405百万円となり、前期末に比べ50百万円増加した。主な要因は、支払手形・買掛金の減少132百万円、未払法人税等の減少57百万円など。純資産合計は36,545百万円となり、同2,043百万円増加した。主な要因は、当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加2,011百万円など。この結果、2017年8月期末の自己資本比率は、前期末に比べて0.4ポイントアップして89.2%となった。

(3) キャッシュ・フローの状況
2017年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,979百万円の収入であったが、主な収入は税引前当期純利益の計上5,341百万円、減価償却費311百万円、売上債権の減少116百万円、主な支出は仕入債務の減少132百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは4,389百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得102百万円、定期預金の預入(ネット)4,400百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは1,662百万円の支出であったが、主なものは配当金の支払いによる支出1,662百万円など。この結果、期間中の現金及び現金同等物は2,042百万円の減少となり、期末の現金及び現金同等物の残高は4,662百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,902百万円(4,989,551株)保有していることから手元ネット・キャッシュは依然として潤沢である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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