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7312タカタ

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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファストリ、住友鉱、タカタなど


タカタ<7312>:1061円(前日比+150円)
ストップ高。エアバッグの不具合を巡る刑事捜査について、最大10億ドルの罰金を含む米司法省との合意に近づいていると報じられている。本日にも発表の可能性があるもよう。司法省との合意により、エアバッグ問題は大方決着することになり、スポンサー選定など再建に向けて大きな前進が図れるとの見方に。先に観測報道が伝わっているが、あらためて買戻しが先行する展開。

住友鉱<5713>:1488円(前日比-81円)
大幅続落。前日にはニッケル価格が一時5%超の下落となっている。これまで禁輸措置が実施されていたニッケルに関して、インドネシア政府がニッケル含有量1.7%以下のものは輸出を許可すると発表しているもよう。ニッケル需給の緩和につながるとの見方が先行しているようだ。なお、前日にはJPモルガンが、シエラゴルダ銅鉱山に対するエクスポージャーからの追加減損リスクなども指摘。

セブンアイ<3382>:4834円(前日比+384円)
大幅反発。前日に発表した決算が好感されている。第3四半期累計営業利益は2740億円で前年同期比5.0%増益、9-11月期でも925億円で同4.5%増益となっている。9-11月期の市場コンセンサスは850億円レベルであったとみられる。主力のコンビニエンスストア事業が米国市場不振で伸び悩んだものの、スーパーストア事業の収益が改善した。相対的な比較感からの好業績が評価される格好に。

ファーストリテイ<9983>:38480円(前日比+470円)
大幅反発。前日には第1四半期の決算を発表している。営業利益は886億円で前年同期比17%増益、870億円レベルの市場コンセンサスを上回る着地になっている。海外事業が計画を大きく超過して全体を牽引したもよう。12月の既存店伸び悩みで、直近株価は大きく調整していたものの、順調なスタート確認で過度な警戒感は後退へ。野村證券では目標株価を41000円から44500円に引き上げている。

BBタワー<3776>:273円(前日比+5円)
一時287円まで急伸。ラック<3857>の共同利用型セキュリティ監視サービス「SecureNet」を同社のデータセンターに導入し、24時間365日体制のセキュリティ監視と高いセキュリティレベルを実現したサービス「BBTower Secure Net」の提供を2月中に開始する予定と発表している。このサービスはデータセンター利用の顧客だけではなく、同社のクラウドサービスを利用している顧客も利用可能という。

SHIFT<3697>:1270円(前日比-42円)
急反落も下げ渋る。16年9-11月期(第1四半期)決算を発表している。売上高が前年同期比19.6%増の13.63億円となる一方、営業利益は同58.1%減の0.23億円となった。M&A費用(24.5百万円)の計上により一時的に大幅減益となったものの、計画比プラスで着地したと同社は説明している。朝方は売りが先行して一時1221円まで下落したが、その後下げ幅を縮小している。

山王<3441>:640円(買い気配)
ストップ高買い気配。東京工業大学と共同で研究・開発を行った発明「金属複合水素透過膜とその製造方法」について、2件の特許を取得したと発表している。現在、産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所と実用化に向けて研究・開発中である「金属複合水素透過膜」製造のための根幹を担う基本技術で、本特許技術を用いた水素製造・水素精製プロセスは従来のものに比べ、効率良く安価な水素を提供することが可能という。

《KS》

 提供:フィスコ

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