マツダやリコーなど欧州関連株が安い、ECBの追加緩和には失望感も
マツダ<7261>やリコー<7752>、シマノ<7309>など欧州関連株が安い。3日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、追加金融緩和が発表され、量的緩和の期間延長やマイナス金利の拡大が公表された。ただ、資産買い入れ額の増額などの発表はなく、市場には「規模は小粒」との見方が浮上し失望感が強まった。これを受け、ユーロは急上昇。対円では、1ユーロ=134円10銭前後と前日午後5時時点に比べ3円50銭強の大幅なユーロ高・円安となっている。ECBの決定を受け、欧米株式市場が急落。ユーロ高は欧州向け輸出比率の高い企業にはプラス要因だが、欧州景気の減速懸念も強まるなかマツダなどには売りが先行している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2015年12月04日 09時51分
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2015年12月04日 09時51分