トヨタがウリ気配スタート、円高進行とトランプ発言を嫌気
トヨタ自動車<7203>は大きく売り優勢となり、ウリ気配スタートとなった。昨年12月中旬を境に米長期金利が下落基調にあり、直近の米10年物国債利回りは2.34%台まで低下、日米金利差縮小の思惑から、為替がドル安・円高方向に振れており、これが嫌気されている。足もとのドル・円相場は1ドル=115円台前半での推移となっており、同社の今下期想定為替レート1ドル=100円からは大幅な円安メリットが生じる計算だが、株価的には昨年11~12月の上昇で織り込みつつある。目先、円安トレンドに終止符が打たれることに懸念が強い。
また、米国の保護主義的な政策に対する警戒感もある。トランプ次期米大統領が自身のツイッターを通じて、同社のメキシコ工場新設について名指しで牽制する発言をしていることで、これをネガティブ材料とみた売りを誘っている。株価が25日移動平均線を下回ってくると、テクニカル的にも弱気優勢の流れになりやすい。
きょうは、このほか日産自動車<7201>.ホンダ<7267>、富士重工業<7270>など自動車株全般に売りがかさんでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
また、米国の保護主義的な政策に対する警戒感もある。トランプ次期米大統領が自身のツイッターを通じて、同社のメキシコ工場新設について名指しで牽制する発言をしていることで、これをネガティブ材料とみた売りを誘っている。株価が25日移動平均線を下回ってくると、テクニカル的にも弱気優勢の流れになりやすい。
きょうは、このほか日産自動車<7201>.ホンダ<7267>、富士重工業<7270>など自動車株全般に売りがかさんでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)