貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7267 ホンダ

東証P
1,863.5円
前日比
-34.5
-1.82%
PTS
1,877円
23:56 03/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.4 0.75 3.11 10.14
時価総額 98,393億円
比較される銘柄
トヨタ, 
日産自, 
デンソー

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今週の【日経平均】6月5日~9日『重要イベント控え様子見も、想定内でアク抜けへ、2万円を挟む動き』


【3日ぶり小幅反落、2万円回復の反動安は限定的】5日(月)

■概況■20170.82、-6.46
5日(月)の日経平均は3日ぶり小幅反落。2日の米国市場では、5月雇用統計で失業率が約16年ぶりの低水準に改善したことが好感され、NYダウは最高値を更新した。一方、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回り、円相場は1ドル=110円台前半から半ばまで上昇。日経平均は前週末にかけて2万円台を回復した反動もあり、41円安からスタートした。ただ、値がさ株を中心に買いが入り、前場後半に差しかかるとプラスへ切り返した。後場は前週末終値を挟みもみ合いとなったが、一時20224.54円(前週末比47.26円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前週末比6.46円安の20170.82円となった。東証1部の売買高は16億4811万株、売買代金は2兆3784億円だった。業種別では、鉄鋼の下げが目立ったほか、輸送用機器、海運業が下落率上位だった。一方、その他製品、小売業、食料品が上昇率上位だった。


◆注目銘柄◆
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>やSUMCO<3436>が3%を超える上昇となったほか、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、NTT<9432>などが堅調。5月既存店売上高が好感された良品計画<7453>や、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたニトリHD<9843>は5%前後上昇した。また、フォーカス<4662>が連日のストップ高となったほか、ゲーム株物色の流れでKLab<3656>が商いを伴って急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。

一方、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>といった自動車株は為替の円高推移を嫌気して2%超の下落。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株も軟調だった。また、エムアップ<3661>がストップ安まで売られ東証1部下落率トップとなり、enish<3667>や田淵電<6624>も上位に顔を出した。

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【続落、重要イベント控え節目の2万円大台を割り込む】6日(火)

■概況■19979.90、-190.92
6日(火)の日経平均は続落。5日の米国市場では、地政学リスクへの警戒感からNYダウは22ドル安となった。また、さえない米経済指標を受けて円相場は強含み、本日の日経平均はこうした流れから48円安でスタートした。その後1ドル=109円台まで円高が進み、日経平均は下げ幅を3ケタに広げた。8日に米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会などの重要イベントが控えており、積極的な買いは手控えられた。大引けの日経平均は前日比190.92円安の19979.90円と節目の2万円大台を割り込んだ。東証1部の売買高は17億482万株、売買代金は2兆4671億円だった。業種別では、医薬品、海運、機械、ガラス土石、倉庫運輸、金属、鉱業が下落。上昇は空運の1セクターのみだった。


◆注目銘柄◆
指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が揃って下落。一方で、個別材料株物色のなか、大光<3160>、KYCOM<9685>、アンジェスMG<4563>、アプリックス<3727>、ソレキア<9867>、マルマエ<6264>が強い動きに。

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【小反発、一時2万円回復で底堅さを実感】7日(水)

■概況■19984.62、+4.72
7日(水)の日経平均は小反発。6日の米国市場は、FBI前長官の議会証言など重要イベントを控えるなかで軟調推移となり、日本株市場も利食い先行で始まった。売り一巡後は下げ幅を縮める場面もみられたが、2万円接近で戻り待ちの売り圧力も意識されるなか、前引けにかけて再び下げ幅を広げている。しかし、後場は底堅い展開。日銀のETF買い入れ観測や米長期金利の上昇を背景に日経平均は節目の2万円を回復する場面もみられた。大引けの日経平均は前日比4.72円高の19984.62円で取引を終えた。東証1部の売買高は17億1817万株、売買代金は2兆3239億円だった。業種別では鉱業が上昇率トップ。非鉄金属、証券、鉄鋼、パルプ紙、石油石炭、その他金融がしっかり。半面、建設、小売、その他製品、精密機器、陸運、保険が冴えない。

◆注目銘柄◆
三井ハイテック<6966>がストップ高で東証1部の上昇率トップ。業績上方修正が好材料視されていた。その他、スターティア<3393>、大光<3160>、サイバーコム<3852>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、JDI<6740>、ヤーマン<6630>、グリー<3632>が上昇率上位に。


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【反落、イベント前の手控えムードや円強含みが重し】8日(木)

■概況■19909.26、-75.36
8日(木)の日経平均は反落。7日の米国市場では、コミー連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言を巡る不透明感がやや後退し、NYダウは37ドル高となった。円相場も朝方は1ドル=109円台後半とやや円安方向に振れており、本日の日経平均は63円高からスタートした。ただ、コミー氏の議会証言や英総選挙を控えて上値は重く、1-3月期国内総生産(GDP)の下振れも重しとなった。また、後場に入ると日銀関係者の発言を伝える一部報道を受けて、金融緩和策解除への思惑から円相場が強含み、日経平均は引けにかけて下落した。

大引けの日経平均は前日比75.36円安の19909.26円となった。東証1部の売買高は19億8375万株、売買代金は2兆5299億円だった。業種別では、不動産業、電気・ガス業、陸運業が下落率上位だった。一方、水産・農林業、保険業、銀行業が上昇率上位だった。


◆注目銘柄◆
任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などがさえない。Vテク<7717>が4%超の下落となったほか、5月度売上高がマイナス視された電通<4324>や有機EL開発会社の子会社化を先送りすると発表したJDI<6740>も下げが目立った。また、フォーカス<4662>、シーティーエス<4345>、大光<3160>などが東証1部下落率上位となった。 一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、第一生命HD<8750>などがしっかり。半導体メモリー事業売却の優先交渉先を選定する見通しと報じられた東芝<6502>や、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたTDK<6762>は上げが目立った。また、トーセ<4728>、U-NEXT<9418>、ALサービス<3085>などが東証1部上昇率上位となった。

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【反発、重要イベント通過でアク抜けへ】9日(金)

■概況■20013.26、+104.00
9日(金)の日経平均は反発。注目されたコミーFBI前長官の議会証言のほか、英国総選挙についてはいずれも想定内となるなか、アク抜けの流れに。SQ値は概算で19997.63円と観測されている。寄付き直後はSQ値が抵抗となる格好から、225先物は一時19900円を下回る場面もみられた。しかし、10時頃から一気に2万円を回復するなか、短期筋の買い戻し等も誘った格好。週末要因から大引けにかけてややポジション調整が意識されたが、押し目買い意欲も強く、終値での2万円回復となった。大引けの日経平均は前日比104.00円高の20013.26円となった。東証1部の売買高は22億6387万株、売買代金は3兆2000億円だった。業種別では、銀行、情報通信、その他製品、非鉄金属、ゴム製品が上昇率上位。一方、陸運、サービス、食料品、精密機器が小安い。

◆注目銘柄◆
ソフトバンクGは7%を超える上昇となった。米アルファベット傘下のロボット開発会社を買収すると発表しているほか、一部証券会社が投資評価を引き上げている。ソフトバンクGの強い値動きが投資家のセンチメントを明るくさせていた。その他、トーセ<4728>、オルトプラス<3672>、スバル興業<9632>、新日本無線<6911>、日本カーボン<5302>が値上り率上位。

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《DM》

 提供:フィスコ

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