トヨタなど自動車株買われる、1ドル=111円台突入で円安メリット意識◇
トヨタ自動車<7203>、富士重工業<7270>、ホンダ<7267>など自動車株が堅調。米国では12月利上げの観測が強まっており、米長期金利の上昇傾向が継続するなかで、日米金利差拡大を背景としたドル買いの動きが継続している。
足もとは1ドル=111円台まで円安が進行、これは約半年ぶりの円安水準で、輸出比率の高いセクターにとっては採算改善に対する思惑が株価にポジティブに働く。特に為替感応度の高い自動車セクターには影響が顕著だ。トヨタ、富士重、ホンダは下期想定為替レートを1ドル=100円で設定していることもあって、利益増額修正要因となる。一方、自動車株は11月相場で急速に上値を指向してきたこともあって、戻り売り圧力も顕在化している。トランプ次期米大統領は保護主義的な政策を掲げていることから、自動車セクターの先行きに警戒する声もある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
足もとは1ドル=111円台まで円安が進行、これは約半年ぶりの円安水準で、輸出比率の高いセクターにとっては採算改善に対する思惑が株価にポジティブに働く。特に為替感応度の高い自動車セクターには影響が顕著だ。トヨタ、富士重、ホンダは下期想定為替レートを1ドル=100円で設定していることもあって、利益増額修正要因となる。一方、自動車株は11月相場で急速に上値を指向してきたこともあって、戻り売り圧力も顕在化している。トランプ次期米大統領は保護主義的な政策を掲げていることから、自動車セクターの先行きに警戒する声もある。
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