TSテックが下げ渋る、国内大手証券が「ホンダの動向には要注意」との見解
テイ・エス テック<7313>が続落。一時は前日比80円(2.4%)安の3175円まで売り込まれる場面があったものの、後場に下げ渋っている。同社については、国内大手証券が目標株価を引き上げたことが観測されている。
同証券は、テイ・エス テックの業績予想を上方修正するとともに、目標株価も3450円から3600円へ引き上げている。同社の「2016年3月期第1四半期実績及び現在の生産推移、経費予算消化、為替を踏まえ、今期も会社ガイダンスはやはり保守的と判断した」としている。ただ、直近株価からのアップサイドは9.4%のためセクター内相対評価による投資評価は「2」(中立)を継続している。このほか、二輪車部品ビジネスは極めて小さく、中国ビジネスもホンダ<7267>向けが中心なため、未だ需要減少リスクは顕在化していないものの、ホンダの生産・販売動向には細心の注意を払う必要があろうとの見解を示している。
《MK》
株探ニュース
同証券は、テイ・エス テックの業績予想を上方修正するとともに、目標株価も3450円から3600円へ引き上げている。同社の「2016年3月期第1四半期実績及び現在の生産推移、経費予算消化、為替を踏まえ、今期も会社ガイダンスはやはり保守的と判断した」としている。ただ、直近株価からのアップサイドは9.4%のためセクター内相対評価による投資評価は「2」(中立)を継続している。このほか、二輪車部品ビジネスは極めて小さく、中国ビジネスもホンダ<7267>向けが中心なため、未だ需要減少リスクは顕在化していないものの、ホンダの生産・販売動向には細心の注意を払う必要があろうとの見解を示している。
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