バンコク爆発事件とHIS、トヨタ自動車など日本企業への影響
タイの首都バンコクで8月17日、18日と連続で起きた爆発事件でタイバーツ安となり、観光客の減少が懸念されている。格安海外旅行のエイチ・アイ・エス<9603>やタイで生産が多い自動車産業にも影響が出ると見られている。
株式市場ではタイ向けの渡航者減少の影響を懸念して、HISに早くも先回り売りが出ていると見られている。このほか、タイバーツ下落によってタイ国内での自動車需要が減少、通貨安も響きトヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの販売と生産にも影響が出るとして警戒する動きも出ているようだ。
市場では、HISのタイ向け商品の利益水準は3%程度であるため、大きな影響にはならないとの見方から、楽観する意見が多い。ただ、注目点はタイバーツ安とコモディティ価格の下落、自動車ローンの不良債権が増加していることの方が問題だと指摘する向きもある。
《MK》
株探ニュース
株式市場ではタイ向けの渡航者減少の影響を懸念して、HISに早くも先回り売りが出ていると見られている。このほか、タイバーツ下落によってタイ国内での自動車需要が減少、通貨安も響きトヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの販売と生産にも影響が出るとして警戒する動きも出ているようだ。
市場では、HISのタイ向け商品の利益水準は3%程度であるため、大きな影響にはならないとの見方から、楽観する意見が多い。ただ、注目点はタイバーツ安とコモディティ価格の下落、自動車ローンの不良債権が増加していることの方が問題だと指摘する向きもある。
《MK》
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