＜注目銘柄＞＝市光工、関心高まるドライブレコーダー関連の一角

　市光工業<7244>は、自動車用ランプとミラーが主力事業。また、危険運転車対策として関心が高まっているドライブレコーダーも手掛けている。

　同社は８月に、トラック用ドライブレコーダー一体型カメラモニターシステム「セーフティビジョンＳＴＲ－２００」を発売。これは１３年４月から販売されているバックカメラ一体型ドライブレコーダー「ＳＴＲ－１００」の後継機種で、新たにクラウドサービスによるデータ通信機能を搭載している。このところ相手の悪質な運転を証明する手段としてドライブレコーダーへの注目度が高まっており、関連銘柄の一角として同社をマークしておきたい。

　業績面については、今１７年１２月期は決算期変更に伴い９カ月の変則決算となるが、足もとは国内受注が堅調なほか、東南アジア子会社の業績も回復傾向。株価はリバウンド途上にあり、２５日移動平均線と７５日移動平均線とのゴールデンクロス実現で投資妙味が増している。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）