三菱自が続伸、最終大幅赤字観測も売り方の買い戻し誘発

　三菱自動車<7211>が続伸。５００円台前半で売り買いを交錯させているが足もとは買いがやや優勢の展開となっている。

　２２日付の日本経済新聞が「（同社の）２０１７年３月期の最終損益は１０００億円超の赤字に転落する見通し」と報じ、８期ぶりの最終赤字で前期の７２５億円の黒字から経営が大きく悪化する見通しを嫌気した見切り売りも出ているもようだが、一方で“材料出尽くし”として売り方の買い戻しも進んでいるとみられる。信用取組は大幅に売り長で信用倍率は１７日申し込み現在で０．４１倍。株式需給面では踏み上げ相場の素地も内包している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2016年06月22日 12時43分