貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7201 日産自動車

東証P
556.1円
前日比
+4.8
+0.87%
PTS
554.9円
23:53 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.5 0.36 2.70 31.62
時価総額 21,741億円
比較される銘柄
ホンダ, 
トヨタ, 
マツダ
決算発表予定日

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本日の注目個別銘柄:日産自、ネクソン、ディーエヌエーなど


<7201> 日産自 1127.5 -36
大幅反落。米国市場の急落といった外部環境悪化に加えて、前日に発表した決算もネガティブ視された。10-12月期営業利益は824億円で前年同期比50%減益、完成検査問題に絡んだ費用計上はあったが、市場予想は5割近く下回った。また、通期予想は6450億円から5650億円に下方修正、同問題関連費用で900億円を見込んでいる他、在庫調整400億円などが響く形に。一過性の面は強いが想定以上の減益幅拡大に。

<3659> ネクソン 3810 +440
大幅反発。前日に前12月期の決算を発表、今第1四半期のガイダンスがポジティブに捉えられている。17.12期営業利益は905億円で前期比2.2倍、計画や市場予想は下回ったものの、42億円の減損発生が要因に。一方、今第1四半期は451-523億円の予想で、前年同期のハードルが高い中での2ケタ増益見通しにはインパクトも強まる形へ。また、4月1日を効力発生日とする1:2の株式分割実施も発表。

<4543> テルモ 5300 +190
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は245億円で前年同期比25%増益、先の観測報道も上回る着地にポジティブな反応が強まっている。ハリケーンの影響による収益鈍化懸念は一掃する形に。通期予想は820億円から920億円にまで上方修正、900億円レベルであった市場予想も上回る水準。なお、地合い悪化の中でディフェンシブ性も物色の下支えとなっているようだ。

<8892> 日本エスコン 780 +100
大幅続伸。前12月時の決算が買い材料視される。実績の経常利益は59.8億円で前期比67.5%増益、12月の上方修正値水準で着地した。一方、今12月期は87億円で同45.3%増益の予想、11期ぶりの過去最高益更新見通しとなっている。分譲マンションの販売拡大を見込んでいるもよう。季刊誌予想などを大幅に上回る水準に評価が高まる。なお、今期は年間配当も前期比2円増の20円と増配方針。

<6315> TOWA 1598 -351
大幅続落。前日に発表した第3四半期決算がマイナス材料とされた。10-12月期営業利益は7.4億円で前年同期比43%減益、7-9月期の14.8億円からはほぼ半減、9月末の豊富な受注残から失速には意外感。顧客要因での検収ずれ込み、売上構成差の悪化などが背景となっているもよう。据え置きの通期計画には一転して未達リスクが高まる形に。

<2389> オプトHD 1020 -280
一時ストップ安。前日に前12月期の決算を発表、営業利益は22.2億円で前期比16%増益、従来予想の24億円を下回った。10-12月期は投資育成事業の赤字幅が拡大した。一方、今12月期は21億円で同6%の減益予想、積極的な先行投資などのコストが膨らむ見通し。デリバティブ評価益一巡で経常利益は2ケタ減益の見通しに。減益予想には意外感も強く、ネガティブな反応が先行。

<5563> 新日本電工 402 -80
ストップ安。前12月期決算を発表、営業利益は96.4億円で前期比5.6倍、従来予想の80億円を大きく上回る着地。一方、今12月期は50億円で同48%減益の見通し、製造コスト上昇などを背景としているもよう。想定外の大幅減益見通しにネガティブなインパクトが先行。今期配当金も前期比3円減配の10円を予想。また、中期計画では2020年経常利益85億円を目指すとしており、17.12期比では減益となる。

<5357> ヨータイ 706 +100
ストップ高。前日に発表した第3四半期決算がポジティブサプライズとなった。累計営業利益は24.6億円で前期比92%増益、上半期の同43%増益から一段と増益幅が拡大する格好に。通期予想は従来の13億円から32億円にまで上方修正、世界景気の回復を背景に、鉄鋼・非鉄・電子部品向けの需要が旺盛なもよう。大幅な業績変化を受けて、株価水準の割安感なども台頭する状況。

<2193> COOKPAD 663 +60
大幅反発。前日に前12月期の決算を発表、営業利益は53.9億円で前期比8%増益、市場予想はやや下回る着地になっている。今期見通しは非開示。広告事業の苦戦は続く状況であるが、株価が調整してきた中で、サプライズの乏しい決算発表が短期的なあく抜け感にもつながる形とみられる。10-12月期営業利益は12.5億円、7-9月期の4.4億円で収益悪化は底打ちとの見方にも。

<2432> ディーエヌエー 1996 -199
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は125億円で前年同期比3.7倍、前四半期比では73%増益となった。累積した為替差額の収益計上といった特殊要因が収益を押し上げたが、事前計画の138億円は下振れる形に。新たに発表された1-3月期計画は営業利益で6億円、前年同期比85%減益と低水準。収益の回復感がみられないことがマイナス視されている。
《DM》

 提供:フィスコ

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