トヨタ自動車<
7203>が前日比176円安の5520円まで売られたほか、日産自動車<
7201>が4ケタ大台割れ、このほか富士重工業<
7270>、マツダ<
7261>など自動車株に売り圧力が強い。外国為替市場では日米金利差の縮小から再び円高基調が鮮明となっており、1ドル=100円台割れも意識されている。自動車各社は輸出採算の悪化懸念が改めて株価の重荷となっている。また、最大の売り先である米国では7月の新車販売が低調で、前日の米国株軟調の背景となっており、東京市場でもこれが自動車株の見切り売りにつながっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)