日立造が大幅続落、海外子会社のコスト増で１８年３月期業績予想を下方修正

　日立造船<7004>が大幅続落。前週末２日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、営業利益を１２５億円から６５億円（前期比５６．５％減）へ、純利益を６５億円から２０億円（同６５．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　売上高は３６００億円（同９．８％減）の計画通りに概ね推移しているものの、環境・プラント部門の収益が、海外子会社の個別工事でのコスト増加に伴い大幅に悪化したことが利益を押し下げるとしている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高２４８６億２９００万円（前年同期比３．９％減）、営業損益６３億４０００万円の赤字（前年同期１４億５３００万円の黒字）、最終損益９２億３５００万円の赤字（同１５億９４００万円の赤字）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）