エンプラス---一時急落、想定以上の下方修正にネガティブなインパクト

エンプラス<6961>は一時急落。前日に発表した業績下方修正が嫌気される。通期営業利益は従来予想の33億円から18億円に下方修正、半導体機器事業において顧客の生産調整が継続していること、LED関連事業において、主要顧客のテレビのモデルチェンジ進展や市場競争が激化していることなどが背景。1-3月期の収益水準低下は想定以上と捉えられる。また、期末配当金は40円予想から15円に引き下げ、年間では前期比25円減配の55円配当となる。なお、株価は後場に入り、昨日の終値に近い水準まで下げ幅を縮めている。
《HH》

　提供：フィスコ