貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6954 ファナック

東証P
4,265円
前日比
-73
-1.68%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
32.9 2.46 3.12
時価総額 42,781億円
比較される銘柄
オークマ, 
安川電, 
三菱電
決算発表予定日

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今週のマーケット展望「日経平均予想は27000~28500円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

バリュー株に資金が流れて、グロース株が低迷する流れが続いています。難しい値動きに、株の売買をお休みされているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この相場がいつ転換するのか、とても気になりますよね。

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、1月24日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、今週の日本株について『下値を固められるか正念場となる』と言及。

『日経平均は先週水曜日に790円安と急落して2万8000円台を割り込んだものの、木曜、金曜と2日連続陽線で2万7000円割れは回避した』と説明しています。

また、『米国株の調整もS&P500が200日移動平均を割り込み、予想PER(Bloomberg, 12カ月先ブレンド)も20年3月以来、初めて20倍台割れとなった。FRBの金融政策転換に絡んだ売りも一巡する頃だろう』と予想しています。

そして、『今週はなんと言っても、25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大のイベントである』として、『今回のFOMCでは政策金利は据え置かれ、声明やパウエル議長会見で今後の引き締めの工程表、すなわち、利上げのタイミング、引き締めのペースやバランスシート縮小開始のタイミングなどが示唆されるだろう。市場は、3月にテーパリング終了、年内3回か4回の利上げ、年半ば辺りにバランスシートの縮小に着手といったスケジュール感をすでに織り込んでいる。ここから大きく乖離するようなサプライズが出るとは思えない。穏当にFOMCを通過し、アク抜け感が出れば反発に向かうだろう』と見解を述べています。

一方、国内では『主要企業の決算発表が始まる』として、『25日はディスコ<6146>、26日は日本電産<6594>とファナック<6954>、27日には信越化学工業<4063>やアドバンテスト<6857>が決算を発表する』とスケジュールを説明。

さらに『米国でも決算発表が相次ぐ』として、『主要企業では、IBM(24日)、3M、アメリカン・エキスプレス、ゼネラル・エレクトリック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、マイクロソフト(25日)、テスラ、ボーイング、インテル、AT&T(26日)、アップル、マクドナルド、マスターカード(27日)、シェブロン、キャタピラー(28日)などが予定されている』と説明しています。

その中でも、『特にGAFAMの一角、マイクロソフトとアップルの決算が注目される』と広木さんはいいます。

『好決算となる公算が高いが市場がどのような受け止め方をするか。ポジティブに反応すれば、大きく調整してきたハイテク株反転のきっかけになると期待したい』とのことです。

最後に、『先週1.8%を超えた米国10年債利回りは週末には1.758%まで低下した。取引時間中には1.73%台をつける場面もあった』として、『FOMCを機に長期金利上昇に目先ピークアウト感が出れば、バリュー株優位、グロース株低迷のトレンドも転換するだろう』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

《FA》

 提供:フィスコ

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