三菱UFJモルガン・スタンレー証券の工作機械セクターのリポートでは、2月の工作機械受注が前年比22.6%減の1018億円となったことを受け、内需は引合いが堅調も、ものづくり補助金(2月5日に公募開始、採択は6月)を睨み、商談の先送り傾向が続いていると指摘。外需は、ファナック<
6954>等のスマホ向け小型工作機械の受注減速や汎用機の落ち込みが大きいとみて、原油価格の下落等からオークマ<
6103>などの汎用工作機械は、当面厳しい状況を想定。
注目銘柄として、自動車エンジン用ターンキーや航空機向けなどで海外受注が急回復している牧野フライス製作所<
6135>を取りあげている。
《MK》
株探ニュース