カシオ、国内大手証券は現状の株価水準はファンダメンタルズからみてもアンダーシュートとの見解
カシオ計算機<6952>が5営業日続落。連日で年初来安値を更新している。
SMBC日興証券がリリースしたリポートによると、5月11日に発表された16年3月期決算は会社計画とコンセンサスに対して未達もあったものの、為替影響はないと会社側が説明していたものから一転、計画未達要因として為替変動を挙げたことで同社のIRに対する信頼性が低下し、株式市場では消化不良もあり株価の下押し圧力が強まったと指摘。ただ、現状の株価水準はファンダメンタルズからみてもアンダーシュートしているとの見解を示している。
同証券ではまた、時計事業では円安メリットの剥落もあり、前期までのような高い利益成長は鈍化するものの、安定成長は継続すると予想。目標株価を2800円から2100円へ引き下げているものの、投資評価「1」(アウトパフォーム)は継続している。
《MK》
株探ニュース
SMBC日興証券がリリースしたリポートによると、5月11日に発表された16年3月期決算は会社計画とコンセンサスに対して未達もあったものの、為替影響はないと会社側が説明していたものから一転、計画未達要因として為替変動を挙げたことで同社のIRに対する信頼性が低下し、株式市場では消化不良もあり株価の下押し圧力が強まったと指摘。ただ、現状の株価水準はファンダメンタルズからみてもアンダーシュートしているとの見解を示している。
同証券ではまた、時計事業では円安メリットの剥落もあり、前期までのような高い利益成長は鈍化するものの、安定成長は継続すると予想。目標株価を2800円から2100円へ引き下げているものの、投資評価「1」(アウトパフォーム)は継続している。
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