エノモトが急動意、半導体底入れ期待とPBR超割安で水準訂正高に弾み
エノモト<6928>が1100円台前半のもみ合いを経て急動意、一時6%強の上昇で1190円まで上値を伸ばした。リードフレームなど半導体用デバイスを手掛けるが、技術力が高く小型部品の精密プレス金型などで優位性を持っている。5G関連の設備投資需要を取り込み半導体市況改善への期待が高まっており、同社の収益回復に対する思惑が買いを誘発している。PER8倍台と依然割安圏にあるほか、年35円配当を実施(配当利回り約3%)しながら、1株純資産が2241円(前期実績ベース)と時価の2倍近いことから水準訂正余地の大きさが意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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