貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6861 キーエンス

東証P
64,370円
前日比
+650
+1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.78 0.47 7.46
時価総額 156,553億円
比較される銘柄
村田製, 
オムロン, 
三菱電
決算発表予定日

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:東レ、東エレク、コマツなど


<6301> コマツ 3456 -136
大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。今期計画の営業利益超過達成への確度は高く、来期営業利益の最高益更新も視野に入っているが、株価評価は冴えず、従来よりリスク要因として危惧していたマルチプル低下が顕在化していると指摘。コモディティへの寄与度が高い事業の利益水準が持続可能か否かという懸念が、過去にもマルチプル低下をもたらしたとしている。

<8035> 東エレク 22280 -650
大幅続落。米国市場で半導体関連株が売られた流れを引き継ぎ、関連の代表銘柄である同社にも売りが波及する展開になった。モルガン・スタンレー証券では、NAND価格下落などを背景にWDの投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ、昨日の米国市場では半導体関連株が軒並み安の展開になっている。同社のほか、SUMCO<3436>などの下げも目立つ状況だ。

<3402> 東レ 1046 -58.5
大幅続落。子会社の東レハイブリッドコードで製品データを改ざんする不正があったとして、午前中に社長が記者会見を開くと報じられた。神戸鋼<5406>や三菱マテ<5711>など、データ改ざん問題によって大きく株価が下落した経緯もあり、一旦手仕舞う動きが先行したようだ。不正の対象額は限定的のようだが、16年7月に不正を把握していながら公表しなかったことなどから企業統治への不信感なども広がる格好に。

<6203> 豊和工 1637 +182
急伸で一時上昇率トップ。北朝鮮リスクの再燃により、防衛関連銘柄として短期資金の流入が再度強まる形に。本日は石川製作所<6208>なども上げが目立つ。北朝鮮による弾道ミサイル発射準備をうかがわせる電波信号が捕捉され、政府が警戒を強めていることを関係者が明らかにしたと報じられている。数日内の発射もあり得るとされているようだ。

<6861> キーエンス 67710 -720
続落。シティグループ証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ。過去12ヵ月で76%、過去5年では6倍以上も上昇し、国内株式市場で突出したパフォーマンスとなっている。これにより、19.3期予想PERは35倍にまで上昇、過去平均や世界の工業株平均と比較して割高な水準になっているとの判断のようだ。なお、目標株価は59700円から73500円に引き上げている。

<5341> アサヒ衛陶 225 +50
ストップ高。中国の習近平国家主席は、国内の観光産業振興に加え、人々の生活の質向上に向け、2015年に打ち出した「トイレ革命」を継続しなければならないとの考えを示したと伝わっている。中国国家観光局では、トイレ64000カ所を18-20年に設置・改修するとの計画を公表しているようだ。同社は中国の政府系団体の協力を得て、温水洗浄便座を展開しており、中国での需要拡大への思惑も高まる形に。

<4555> 沢井薬 5380 -530
大幅続落。500万株の公募増資、並びに最大190万株の売出実施を発表している。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を懸念した売りが膨らんでいるもよう。5月のM&Aで有利子負債が膨らんでおり、調達資金は主に借入の返済に充てるようだ。公募価格は12月5日から8日までの間に決定する。なお、新たに発行する株式数は現在の発行済み株式数の15%程度に当たる。

<4189> KHネオケム 2685 -231
大幅続落。みずほ証券は目標株価を2900円から3200円に引き上げたが、投資判断を「買い」から「中立」に格下げ。株価上昇によって、バリュエーションに対する割安感が解消されたと判断しているようだ。また、18.12期業績は、修繕費の増加や数量の伸び悩みによって前回の増益予想から減益予想へ下方修正のもよう。同証券の買い推奨が株価の一段の評価に繋がる経緯となったこともあり、ネガティブインパクトに。

<2875> 東洋水産 4690 +15011
月6日の年初来高値を一気に更新。JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も4000円から5200円に引き上げ。北米における業績モメンタムの変化が評価引き上げの背景。メインチャネルであるWMTが即席麺の販売意欲を取り戻し、テキサス工場のライン追加投資も、人件費・物流費の削減効果を生み出すとみているようだ。

<6471> 日精工 1683 +18
反発。本日は複数で投資判断格上げの動きを観測。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」、目標株価も1750円から1850円に引き上げている。軸受や直動部品などの需給逼迫が深刻化する中で、同社はこれを利益増へと結び付けられる体制を有すると評価。三菱UFJモルガン・スタンレー証券でも投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げで目標株価を2000円としている。
《DM》

 提供:フィスコ

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