多摩川ＨＤが３日続伸、子会社の受注残が順調に回復していると発表

　多摩川ホールディングス<6838>が３日続伸となっている。同社は７日、子会社の多摩川電子が順調に回復していると発表。公官庁およびその他公共分野での通信、放送分野の受注獲得に注力した結果、５月末時点の受注残が前年同期比で５４．３％増になっているとしており、今期業績への寄与が期待されているようだ。

　また、２０２０年の商用化を目指して世界的に研究・開発が加速している５Ｇ（次世代移動体システム）に関して、準ミリ波～ミリ波帯アナログフロントエンドモジュールの開発を進めていることも明らかにした。加えて、公官庁向けインフラ市場や業務用無線、オリンピック向けインフラ整備、計測機器関連などについても各種開発テーマに取り組んでいるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）