マクセルＨＤは大幅３日続落、１９年３月期営業利益予想を下方修正

　マクセルホールディングス<6810>は大幅３日続落で連日の年初来安値を更新。３０日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想を、営業利益を９０億円から６０億円（前期比３２．２％減）へ、純利益を５９億円から４９億円（同３１．２％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　売上高は従来予想の１５２０億円（同２．６％増）を据え置いたものの、エネルギーセグメントで民生用リチウムイオン電池の販売減による減益が見込まれることに加えて、産業用部材料セグメントにおける原材料コストの増加による影響や新製品の量産化に向けた開発費の計上などが利益を圧迫する。また、電器・コンシューマーセグメントでエステ家電の販売不振による減益が見込まれることも響くとしている。

　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高７０６億９００万円（前年同期比３．３％減）、営業利益２６億９３００万円（同４０．９％減）、純利益２０億６６００万円（同４９．７％減）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）