ヒロセ電が反落、国内大手証券は産機向けコネクタの需要は短期的な回復も見込みにくいと解説

　ヒロセ電機<6806>が３日ぶりに反落。株価は一時、前日比６７０円安の１万３１１０円まで売られたが、現在は下げ幅を縮小している。

　ＳＭＢＣ日興証券は、１６年３月期の同証券予想を１月２９日に発表された会社計画並みに引き下げたこと、１７年３月期以降の産機向けコネクタの回復の遅れを織り込んだことを主な修正内容して、同社に対する業績予想を変更。産機向けコネクタの需要は、設備投資、機械受注に連動するため、足元の厳しいマクロ環境では下振れは避けがたく、短期的な回復も見込みにくいと解説。景気回復待ちが続く可能性が高いだろうとみて、目標株価を１万４２００円から１万２７００円へ引き下げ、投資評価は「３」（アンダーパフォーム）を継続している。
《ＭＫ》

株探ニュース