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6776 天昇電気工業

東証S
424円
前日比
-1
-0.24%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.0 0.79 0.71
時価総額 72.1億円
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天昇電 Research Memo(4):業績好調で現預金が増加し借入金は減少


■天昇電気工業<6776>の業績動向

2. 財務状況とキャッシュフローの状況
2018年3月期第2四半期末の財務状況は以下のようになった。流動資産は8,087百万円(前期末比394百万円増)となった。主要科目では現金及び預金が前期末比431百万円増、棚卸資産が同30百万円増となった。固定資産は7,125百万円(同300百万円減)となったが、内訳は有形固定資産6,005百万円(同249百万円減)、無形固定資産90百万円(同9百万円減)、投資その他資産1,029百万円(同41百万円減)であった。この結果、資産合計は15,213百万円(同94百万円増)となった。

流動負債は7,093百万円(同614百万円増)となったが、主な変動は、短期借入金等の増加495百万円などである。固定負債は3,229百万円(同859百万円減)となったが、主に 長期借入金の減少895百万円による。純資産は4,889百万円(同338百万円増)となったが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加351百万円などによる。

2018年3月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは627百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益の計上589百万円、減価償却費570百万円などで、主な支出は仕入債務の減少321百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは616百万円の収入となったが、主な収入は有形固定資産の売却626百万円、主な支出は有形固定資産の取得362百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは497百万円の支出となったが、主な支出は長短借入金の減少(ネット)400百万円による。この結果、現金及び現金同等物は768百万円増加し、四半期末の残高は3,172百万円となった。

3. 主なトピック
(1) 国際プラスチックフェアへ出展
3年に一度日本で開かれる国際プラスチックフェア(IPF)へ2017年10月に出展した。今回は積極的な拡販を目指してかなり大きなブースでの展示となったが、その効果もあり約1,000名超(前回出展時の倍以上)が来場した。この結果が将来の商談の種になるものと期待されている。

(2) IR活動を積極化:ホームページをリニューアル
前期に復配を果たしたこともあり、同社ではIR活動も積極化している。その一環として2017年10月にホームページをリニューアルした。投資家にとってはかなり見やすく、同社を理解しやすくなったと言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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