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<動意株・9日>(大引け)=ニッパツ、エナリス、パイオニアなど

 ニッパツ<5991>=急反発。同社は8日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を6900億円から6950億円(前期比5.3%増)へ、営業利益を300億円から328億円(同7.7%減)へ、最終利益を220億円から244億円(同19.0%増)へそれぞれ増額している。精密部品事業が数量増と合理化効果で利益に貢献しており、会社側の従来見通しを上回る。これが買い手掛かりとなり投資資金を誘導している。

 エナリス<6079>=ストップ高。8日にKDDI<9433>とJ-POWER<9513>が、同社株に対してTOBを実施すると発表。TOB価格700円にサヤ寄せする格好となっている。買付予定株数は3454万4528株で買付金額は約239億9700万円。買い付け予定株の上限は定めておらず、エナリスは上場廃止となる可能性がある。

 パイオニア<6773>=急騰。9日付の日本経済新聞は「自動車部品大手のカルソニックカンセイなど複数社に支援を要請、資本・業務提携する検討に入ったことが8日、分かった」と伝えた。パイオニアは業績不振が続き、6日に発表された第1四半期の決算短信に「継続企業の前提に関する注記」を載せた。この報道に対してパイオニアでは、カルソニックカンセイを含め複数の企業と提携について協議を進めていることを認めながらも「決定した事実は何もない」とコメントしている。

 渋谷工業<6340>=ストップ高。同社は瓶詰および飲料用充填機を手掛け、メカトロ分野にも展開する。充填機が好調に推移し業績を牽引、8日取引終了後に発表した18年6月期連結決算は売上高が981億4000万円(前の期比7.1%増)と増収を確保し、営業利益96億500万円(同12.3%増)と2ケタ伸長を達成した。業績好調を受け配当は従来計画の40円から50円に増額している。また、19年6月期の連結業績予想については売上高が1080億円(前期比10.0%増)、営業利益は102億円(同6.2%増)と増収増益を見込んでおり、配当も前期実績比10円増配となる60円を計画している。これを評価する形で投資資金流入が加速した。

 タキロンシーアイ<4215>=3連騰。同社はIT向け樹脂板などプラスチック加工で高技術力を有し、半導体製造装置向け工業プレートが好調で収益に貢献している。7月6日の551円を底値に切り返しトレンドが鮮明、8月1日の戻り高値659円を付けた後いったん調整を入れたものの、25日移動平均線とのカイ離修正を終え、再び弾みつき戻り高値奪回を意識する展開。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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