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本日の注目個別銘柄:M&Aキャピ、鹿島、北の達人など


<6080> M&Aキャピ 4545 +575
一時ストップ高。17年9月期の第2四半期の業績予想の上方修正を発表。営業利益は10.90億円から21.67億円と大幅に引き上げており、買い材料視された。第1四半期に続き成約件数が好調であった他、大型案件の複数成約を見込んでいることが背景。なお、M&A事業の性質上、不確定要素も多く通期予想は据置きとしているが、上振れ期待も高まる流れとなった。

<1812> 鹿島 761 +12
続伸。17年3月期の通期営業利益見通しを1200億円から1500億円に引き上げ、25年ぶりに過去最高を更新する見込み。国内建設工事の利益率向上、国内外の関係会社の業績が堅調に推移する見通しであることなどが背景。期末配当も1株当たり7円から13円(年間では14円から20円)に増額。上振れはある程度織り込み済みだったが、修正後営業利益見通しはコンセンサス(約1350億円)を上回る水準に。

<2930> 北の達人 1107 +150
ストップ高。3月31日を基準日として、1株につき2株の割合で実施する株式分割を発表しており、材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は4月1日となっており、2月28日を基準日とする17年2月期の期末配当金及び株主優待は、分割前の株式が対象となる。

<3548> バロック 1412 +61
一時急伸。18年1月期の営業利益見通しは前期比17.6%増の63.12億円とし、大幅増益見通しを好感(前期は同10.5%減の53.68億円)。国内事業は、空白地区への戦略的出店と既存店舗のスクラップ&ビルド、自社EC事業の拡大とEC比率の大幅向上を目指すもよう。海外では、中国で年約60店舗の新規出店などを進める。また、中計で示された、21年1月期営業利益約100億円との計画も支援材料に。

<8750> 第一生命HD 2243 -81.5
急反落。15日のFOMCでは、賛成多数で政策金利が0.25%引き上げられた。17年と18年の金利見通しは年3回利上げ予想で、昨年12月時点の予想と同水準に。これにより、一部で浮上していた利上げペース加速観測が後退、米長期金利は2.5%割れとなった。利ザヤ縮小による金利収入の減少懸念などが広がり米国市場では銀行を筆頭に金融株が下落。この流れで国内でもメガバンクの他、保険株が売られる展開。

<2229> カルビー 3955 -120
大幅安。「世界消費者権利デー」に放送されている「3・15晩会」(中国国営中央テレビ)。日本の一部地域の食料品などは現在も輸入禁止とされているが、中国の輸入業者らは、生産地をごまかして流通させていたもようで、同番組で追及された。同社シリアル「フルグラ」などが例として紹介されたことが嫌気された。また、網易コアラなど大手越境ECサイトでも同社商品がサイトから消えていたことも伝わっている。

<5302> 日カーボン 320 +26
大幅反発。一部メディアで、同社子会社のNGSアドバンストファイバーが新素材CMC(カーボンマイクロコイル)の量産準備に入ったと報じられている。富山市の工場で17年半ばをめどに進めるとされている。同素材は航空機エンジンで使うニッケル合金よりも軽量かつ耐久性に優れており、航空機エンジンメーカーが相次ぎ採用を決めているようだ。主力の黒鉛電極が苦戦するなか、新素材への期待感が高まる流れに。

<6773> パイオニア 243 -2
売り優勢。ドイツ証券は、「Hold」から「Sell」に格下げ、目標株価も250円から170円に引き下げている。カーエレクトロニクス事業の収益悪化を織り込み、18年3月期から19年3月期の業績予想を引き下げた。また、OEMでは主要顧客向けの販売減少、市販では製品ミックス悪化と一部で市場縮小が起きていると指摘。事業構造上、急回復は見込めず、18年3月期以降は固定費が増加するフェーズと予想している。

<7201> 日産自 1137.5 -20
後場に急落。仏の自動車大手ルノーが25年以上にわたり、排ガス試験で不正行為を行っていたと報じられている。一部メディアが入手した仏不正捜査当局の報告書では、ゴーン氏を含む経営陣全体が「詐欺的な戦略」に加担と指摘。路上走行時の排出量は試験時に比べ最大で377%多かったもよう。不正は1990年から行われていたとされているが、ルノー傘下の同社が売られる展開に。なお、ルノー側は全面否定。

《HI》

 提供:フィスコ

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