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注目銘柄ダイジェスト(前場):スズキ、サンデン、オンコリスバイオなど


パイオニア<6773>:263円(前日比-16円)
続落。自動車部品株が全般的に軟調な中、戻り売りに押される格好となっている。クレディ・スイス証券では目標株価を引き上げているものの、来期営業利益予想は139億円から120億円に下方修正している。稼ぎ頭の市販カーオーディオが新興国マクロ減速により苦戦中であり、3D-LiDARや地図情報など次世代分野の業績貢献はまだ先としている。

サンデン<6444>:340円(前日比+28円)
急伸。未定としていた期末配当金を15円にすると発表、前期比では5円の増配となる。第3四半期決算時には営業利益予想を大きく下方修正して業績懸念が強まっていたため、ポジティブなサプライズにもつながる格好へ。前日終値をベースとすると、配当利回りは4.8%の水準にもなり、利回り妙味も強まる状況のようだ。

ピジョン<7956>:2709円(前日比+85円)
売り先行後は切り返す展開に。前1月期の決算を昨日発表している、営業利益実績は145億円で前期比14%増益、今期は150億円で同3%増益の見通し。前期実績は従来予想の150億円を下回る着地となり、今期見通しは市場予想を20億円程度下回っている。ただ、中国市場の伸び悩み懸念は織り込まれていたとして、目先のアク抜け感が先行する形になっているようだ。8-10月期営業利益は前年同期比9%減益であったが、11-1月期は同11%増益に回復、今期予想も保守的との見方が多いようだ。なお、前期、今期ともに増配を発表。

スズキ<7269>:2813円(前日比-129円)
売り先行。CB2000億円の発行を発表している。転換価額は4120円、潜在株式数の比率は11.0%になる。併せて発行済み株式数の12%に相当する約7000万株の自己株消却も実施する。また、残りの自己株式の一部はCB行使の際の交付株式に活用するとしている。潜在的な希薄化を嫌気する動きが先行も、もともと金庫株は市場放出されるといった懸念が強かったこと、転換条項が付与されていることで実質的な希薄化は半分程度に抑えられると見られることなどから、下げは限定的なものにもとどまっている。

ソフトフロン<2321>:298円(前日比+64円)
一時ストップ高。筆まめの全ての株式を取得し子会社化すると発表している。筆まめははがき・住所録ソフト「筆まめ」を中心とする一般コンシューマ向けソフトウェア製品を提供しており、市場シェアは現在50.7%となっているという。筆まめの買収により、「筆まめ」のクラウド・サービス展開や法人向け市場への展開の加速、住所録・顧客管理機能とコミュニケーション・プラットフォームの連携などを行っていく。

アイビーシー<3920>:1644円(前日比+300円)
ストップ高。インフォサイエンスと統合ログ市場での協業を開始することになったと発表している。アイビーシーの性能監視ソフトウェア「System Answer G2」とインフォサイエンスの統合ログ管理ソフトウェア「Logstorage」とを連携することで、「System Answer G2 ログオプション」として3月9日より提供を開始する。性能情報とログ情報を統合管理することが可能となり、障害の予兆検知や予防保守を行うことができる。

アンビション<3300>:2410円(前日比+145円)
大幅続伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は3月31日。7日は前週末比10.2%高と上昇が目立ったが、本日も流動性の向上等に期待した買いが先行し、朝方に一時2538円まで上昇する場面があった。

オンコリスバイ<4588>:567円(前日比+39円)
大幅に6日続伸。がんの体外検査薬として開発を進めているOBP-1101(テロメスキャンF35)に関する特許が、ニュージーランドで特許登録を受けたと発表している。この特許は、OBP-401(テロメスキャン)に正常血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロRNA干渉を目的とした遺伝子配列を組み込んだ、制限増殖型アデノウイルスに関するもので、がんの早期発見や予後モニタリング、治療薬選択の一助となることを目指して開発を進めている。

《KS》

 提供:フィスコ

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