タムラ製作所<
6768>は大幅高、一時5.5%高と値を飛ばした。株価は2月初旬から中旬にかけて大きく水準を切り下げたが、安値圏でリバウンド狙いの買いが流入している。
ここ世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景として、同市場向けに需要拡大が見込まれるパワー半導体が注目されている。そのなか、同社は半導体開発のベンチャー企業と共同で、世界で初めて酸化ガリウム製のトランジスタ開発に成功。シリコン製の半導体素子と比較して消費電力を最大1000分の1に削減できるという画期的なもので、同社の成長への思惑が見直し買いの手掛かりとなっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)