シャープが買い優勢、取引時間前の17年3月期業績予想上方修正を好感
シャープ<6753>は買い優勢で始まった。同社は17日寄り付き前、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業損益を373億円から474億円(前期1619億6700万円の赤字)へ、最終損益を372億円の赤字から271億円の赤字(同2559億7200万円の赤字)へそれぞれ上方修正した。売上高は2兆500億円(前期比16.7%減)で据え置いたものの、損益の改善を評価する買いを呼び込んでいる。原材料購入に関する契約内容を変更したことで、買付契約引当金が減少し、売上原価が減少する見込みとなったことが背景。同社は台湾・鴻海精密工業傘下で経営再建を進めているが、足もとの収益は改善傾向にあることが確認されている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)