シャープ<
6753>はカイ気配スタート。株価は前週末まで5日続落、きょう安い場合は昨年12月25日につけた上場来安値108円も再び意識される場面にあったが、目先は切り返しに転じた。経営難にあえぐ同社の再建に向けた交渉が大詰めを迎えている。
官民ファンドの産業革新機構との協議が進むなか、11日付の日本経済新聞などが同社の再建案の概要を報じた。革新機構は2000億円規模の出資を計画、主要取引銀行への金融支援も再要請すると伝えられている。また、東芝<
6502>との白物家電事業との統合も含め業界再編に向けた思惑も浮上している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)