貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6753 シャープ

東証P
788.7円
前日比
-32.7
-3.98%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.02 4.55
時価総額 5,130億円
比較される銘柄
パナHD, 
ソニーG, 
日立

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:大阪チタ、トプコン、前田建設など


<9506> 東北電力 1529 +31
反発。前日はCB発行に伴う潜在的な希薄化が嫌気されて大幅安となったが、本日は投資判断格上げの動きなども観測され、買い優勢の展開となっている。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は1800円継続としている。高効率発電所を活用した関東での市場シェア獲得、財務健全化を背景とした増配ペースの加速なども想定されるため、株価は割安であると判断しているようだ。

<6740> JDI 402 -9
売り先行。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。稼働率の低下やサムスンのOLEDとの競争激化などリスクが増大するなか、安値から株価が反発していることを格下げの背景としている。また、シャープ<6753>の液晶事業売却も、稼働率の低下に伴う大規模な損失が発生し得るなど、中長期的なリスクを高めるとみているもよう。

<7956> ピジョン 3405 +110
続伸。第3四半期営業利益は115億円前後となり、前年同期比18%増になるもようとの観測報道が伝わっている。米子会社の業績が好調で収益を押し上げているようだ。市場予想並みの水準ではあるが、出荷が伸び悩むなど主力の中国市場に対する懸念も強まりつつあったなか、欧米市場の好調が確認された点などは安心感につながる形へ。

<5726> 大阪チタ 3505 +350
大幅高。前日には説明会が開催されているもよう。2016年の航空機向けスポンジチタンの出荷数量が前年比60%近く増加する可能性が示されたようだ。野村證券では、20%程度の伸びを見込んでいたことから、大幅増の可能性が示された点はポジティブであると指摘。尼崎工場の稼働率も9月の66%から来年3月末には93%まで引き上げる方針でもあるようだ。

<7732> トプコン 2015 +93
大幅反発。国土交通省では、道路建設などの公共事業で、自動制御のショベルカーなど最先端技術の利用を義務付ける検討に入ったと報じられている。同社はコマツとICT建機の開発において提携、世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した中型ブルドーザーを発表するなど、この分野での優位性も高いと見られている。建機のIT化義務化でメリットが期待できるとの見方が優勢に。

<1824> 前田建設 755 -42
売り優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も970円から680円に引き下げている。ゼネコンセクターの中でも収益回復力が弱いことに加え、同業他社に比べて株主還元に対する姿勢が見劣りすると判断、格下げの背景としている。今期営業利益は横ばいの見通しに。

<6481> THK 2329 +104
買い優勢。ドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価を2250円から2750円に引き上げている。業績下方修正で株価は下落も、悪材料は概ね織り込んだと判断しているようだ。在庫調整を加味した現在の受注水準は今後幾分回復に向かう可能性があると指摘。また、買収効果を織り込めば来期増益の可能性があるともみているようだ。

<6869> シスメックス 7740 +220
反発。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も8400円から9200円に引き上げている。血球計数検査では米国が好調、血液凝固検査では中国が極めて好調、これらを反映させて業績予想を上方修正しているようだ。また、グローバルな検査需要の増大の恩恵を受ける一方、国内比率は低く来年4月の診療報酬引き下げの影響が少ないことも相対的な魅力と。

<8154> 加賀電子 1869 +21
反発も買い先行後は伸び悩み。UKCHDと経営統合で基本合意、同社はUKCHDの完全子会社となり、上場廃止の方向となるようだ。株式交換比率は現時点では未定となっている。完全子会社となる同社に買収プレミアムの期待が先行したが、PBR水準はUKCHDが割安で、足元の株価上昇率も同社のほうが高いことから、過度なプレミアム期待は低下の方向に。なお、両社ともに上昇していることで、統合の動きそのものは評価が先行と見られる。

保険セクター全面高で業種別上昇率の第4位となっている。FOMC声明文を受けて、米国での12月利上げ実施の可能性が一段と高まっており、長期金利の上昇期待などが支援材料につながっている。また。前日には損保3社の上半期決算が発表されており、市場想定よりも下振れる形になっているが、先に観測報道が伝わっていたこともあって、あく抜け感なども台頭する格好に。
《XH》

 提供:フィスコ

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