野村証券の民生用エレクトロニクスのリポートでは、大手3社の7~9月期決算は、成長分野の拡大へと舵を切ったソニー<
6758>とパナソニック<
6752>は概ね順調、経営再建中のシャープ<
6753>は厳しい内容と指摘。赤字事業の立て直しにメドが立った中、ソニーのゲームやイメージセンサー、パナソニックのBtoBソリューション、車載などが中期的利益成長を牽引する構図が定着しているものの、スマホ向け液晶の落ち込みに苦しむシャープは、事業ポートフォリオの見直しを含めた抜本的な構造改革の途上と解説。
大手3社の投資順位を、ソニー>パナソニック>シャープの順に設定している。
《MK》
株探ニュース