東芝は原子力5,000億円減損で投資評価引き下げ、SMBC日興証券(花田浩菜)(訂正)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
今まさに皆さんの関心が高いと思われる東芝<6502>の投資評価変更のレポートが出ています。
SMBC日興証券では『投資評価を「1」→「2」に、今後6~12ヵ月の目標株価を570円→310円へ引き下げる』としています。
さて、どういった内容でこのような結果になったのでしょうか。
同レポートによれば『3DNANDが順調に立ち上がっており、事業環境も非常に良好で、メモリ事業は依然として順調と言える。一方で原発事業は米エンジニアリング大手Chicago Bridge & Ironから買収したCB&Iストーン&ウェブスターを巡り巨額な減損リスクが顕在化、現状でも脆弱な財務体質(自己資本)を更に大きく毀損する可能性が高まっている』とのこと。
さらに『原子力事業の下振れが巨額となることから、17/3期通期の損益予想は大幅な下方修正となる。具体的には、営業利益で17/3期2,450億円の赤字(従来2,500億円)とみる』としています。
こういった要因から投資評価が変更されたとのことです。
この他にも米テスラとの提携が発表されたパナソニック<6752>やPS4の動向が注目されるソニー<6758>などのレポートが掲載されていますので、よろしければ「Opening Bell」をのぞいてみてくださいね。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《SK》
提供:フィスコ