ピクセラ <
6731> [東証2] が11月6日大引け後(16:00)に業績修正を発表。15年9月期の連結最終損益を従来予想の2000万円の黒字→2億7700万円の赤字(前の期は4億9200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2400万円の黒字→2億2200万円の赤字(前年同期は1億1100万円の赤字)に減額し、一転して赤字見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
平成27年8月7日の当第3四半期決算短信の公表以降において、新製品の開発遅延やケーブルTV事業者向け製品の販売不振により、売上が予想を越えて鈍化しました。また、リテール製品の販売についても予想を大きく下回ったほか、来期以降に予定していた開発費の償却を当期に行うことにいたしました。その結果、売上高、利益ともに予想数値を大きく下回る見込みとなりました。主な要
»続く
因は以下のとおりです。 売上につきましては、テレビメーカー向けに開発を行っていた新プラットフォームの開発が遅延したため、これに係る受託開発及び製品の売上が395百万円減少し、また、ケーブルTV事業者向け製品についても、STB製品の販売先在庫が増加したため、出荷が110百万円先送りとなりました。このほか、リテール製品についても、テレビチューナー関連製品への需要が予想どおりには伸びず96百万円減少いたしました。 また、利益につきましては、上記の減収による影響に加え、当初、来期以降に償却予定であった開発費26百万円を今期に一括償却することとなったこと、また、本日公表いたしました連結子会社の株式売却に係る会計処理の修正50百万円を追加で計上したことから損失が拡大いたしました。 なお、平成27 年9月期通期業績の詳細につきましては、平成27 年11 月12 日(木)公表予定の決算短信をご参照ください。
業績予想の修正
今下期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.04-09 |
1,548 |
-60 |
-74 |
75 |
4.05 |
0 |
15/07/14 |
新 15.04-09 |
925 |
-316 |
-294 |
-222 |
-14.88 |
0 |
15/11/06 |
修正率 |
-40.2 |
赤拡 |
赤拡 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
今期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 2015.09 |
3,445 |
-110 |
-135 |
20 |
1.08 |
0 |
15/07/14 |
新 2015.09 |
2,822 |
-366 |
-355 |
-277 |
-18.57 |
0 |
15/11/06 |
修正率 |
-18.1 |
赤拡 |
赤拡 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
下期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.04-09 |
1,512 |
-208 |
-221 |
-111 |
-8.6 |
0 |
14/11/13 |
予 15.04-09 |
925 |
-316 |
-294 |
-222 |
-14.9 |
0 |
15/11/06 |
前年同期比 |
-38.8 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2013.09 |
3,718 |
-332 |
-404 |
-253 |
-23.2 |
0 |
13/11/13 |
2014.09 |
3,012 |
-500 |
-557 |
-492 |
-38.1 |
0 |
14/11/13 |
予 2015.09 |
2,822 |
-366 |
-355 |
-277 |
-18.6 |
0 |
15/11/06 |
前期比 |
-6.3 |
赤縮 |
赤縮 |
赤縮 |
赤縮 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。