貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6723 ルネサス

東証P
2,684.0円
前日比
+19.5
+0.73%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.38 8.41
時価総額 5207億円
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今週の【日経平均】6月19日~23日『米株高・円安を追い風に年初来高値更新、原油安で調整も底堅さ示す』


【続伸、ハイテク株など買われ2万円台回復】19日(月)

■概況■20067.75、+124.49
19日(月)の日経平均は続伸。16日の米国市場では、ネット通販アマゾンによる食料品スーパー買収を受けて小売セクターが売られたものの、NYダウは24ドル高と小幅反発し最高値を更新した。円相場は米経済指標の予想下振れを受けてやや強含んでいたが、本日の日経平均は米株高の流れを受けて31円高からスタートした。朝方に上げ幅を3ケタに広げ節目の2万円台を回復すると、その後は高値圏でのもみ合いが続いた。足元で調整していた値がさ株やハイテク株が買い戻しなどから反発し、指数を押し上げた。

大引けの日経平均は前週末比124.49円高の20067.75円となった。東証1部の売買高は14億8469万株、売買代金は1兆9867億円だった。業種別では、その他製品、金属製品、サービス業が上昇率上位だった。一方、海運業、石油・石炭製品、保険業が下落率上位だった。

◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂<7974>や東芝<6502>が2%超、ソニー<6758>が3%超の上昇となった。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、小野薬<4528>などが堅調。また、スマートフォンゲームのユーザー拡大が好感されたKLab<3656>、自社株買いの実施を発表したゼリア新薬<4559>などが東証1部上昇率上位となった。

一方、ファーストリテ<9983>やNTT<9432>などが軟調で、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>は小安い。第1四半期の減益決算がマイナス視された西松屋チェ<7545>は3%超の下落。また、日本郵政<6178>による買収交渉が白紙になる見通しと報じられた野村不HD<3231>が急落し、東証1部下落率トップとなった。

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【3日続伸、米株高・円安を追い風に年初来高値更新】20日(火)

■概況■20230.41、+162.66
20日(火)の日経平均は3日続伸。19日の米国市場ではハイテクセクターに買いが広がり、NYダウは144ドル高となった。また、ダドリーNY連銀総裁の発言を受けて年内の追加利上げ観測が高まり、米金利の上昇とともに円相場は1ドル=111円台後半まで下落。本日の日経平均は米株高や円安を好感して166円高からスタートすると、朝方には上げ幅を200円超に広げ、6月2日に付けていた取引時間中の年初来高値を更新した。前場に一時20318.11円(前日比250.36円高)まで上昇し、その後も高値圏で堅調に推移した。

大引けの日経平均は前日比162.66円高の20230.41円となった。東証1部の売買高は18億3654万株、売買代金は2兆5192億円だった。業種別では、ゴム製品、非鉄金属、化学が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、不動産業、石油・石炭製品など5業種が下落した。

◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などがしっかり。ルネサス<6723>は売り先行後に切り返し、小幅高で本日の取引を終えた。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたスズキ<7269>は4%超上昇し、村田製<6981>など電子部品関連の上げも目立った。前期業績の修正を発表したアスクル<2678>は急反発。また、田淵電<6624>、オルトプラス<3672>、デクセリアルズ<4980>などが東証1部上昇率上位となった。

一方、ソニー<6758>、東芝<6502>、キヤノン<7751>、花王<4452>などが小安い。ゲーム株のKLab<3656>は反落。また、タカタ<7312>が連日のストップ安比例配分となったほか、ヤーマン<6630>やトーセ<4728>も東証1部下落率上位に顔を出した。

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【4日ぶり反落、米株安や円強含みで調整も底堅さ】21日(水)

■概況■20138.79、-91.62
21日(水)の日経平均は4日ぶり反落。20日の米国市場では、原油安などを背景にNYダウは61ドル安となった。また、円相場はムニューシン米財務長官の発言を受けて1ドル=111円台前半とやや強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて38円安でスタートした。寄り付き後はマイナス圏でのもみ合いが続き、後場に入ると一時20117.79円(前日比112.62円安)まで下落する場面があった。ただ、直近3日で400円近く上昇していたことを考慮すると下げ幅は限定的で、市場では「底堅い印象」との声が聞かれた。

大引けの日経平均は前日比91.62円安の20138.79円となった。東証1部の売買高は16億3436万株、売買代金は2兆2639億円だった。業種別では、証券、鉱業、非鉄金属が下落率上位だった。一方、空運業、ガラス・土石製品、陸運業が上昇率上位だった。

◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、三井住友<8316>などが軟調。東芝<6502>は朝高後下げに転じた。半導体メモリー事業の売却を巡り日米韓連合と優先的に交渉すると発表している。また、タカタ<7312>が3日連続のストップ安比例配分で東証1部下落率トップ。その他、エムアップ<3661>やオルトプラス<3672>が下落率上位に顔を出した。

一方、トヨタ自<7203>、NTT<9432>、パナソニック<6752>などがしっかり。村田製<6981>が2%超高となるなど、電子部品株が前日に続き買われた。gumi<3903>は新作ゲームへの期待から商いを伴って急伸。また、水素関連の沢藤電<6901>がストップ高まで買われ、東証1部上昇率トップとなった。

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【小幅続落、材料乏しく戻りは限定的】22日(木)

■概況■20110.51、-28.28
22日(木)の日経平均は小幅続落。21日の米国市場では引き続き原油価格の下落が嫌気され、NYダウは57ドル安となった。為替相場も朝方は前日の取引時間中とほぼ変わらず、手掛かり材料に乏しいなかだったが、日経平均は自律反発の動きが先行して15円高からスタートした。その後、円相場が一時1ドル=110円台まで強含んだことから日経平均は上値が重く、前場は前日終値を挟んだもみ合いとなった。後場に入ると20191.42円(前日比52.63円高)まで上昇する場面があったが、上値を追う動きは限定的だった。

大引けの日経平均は前日比28.28円安の20110.51円となった。東証1部の売買高は15億5040万株、売買代金は2兆0771億円だった。業種別では、保険業、鉱業、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、ゴム製品、医薬品、鉄鋼が上昇率上位だった。

◆注目銘柄◆
KDDI<9433>、東芝<6502>、キヤノン<7751>、東京海上<8766>、JT<2914>などがさえない。SOMPO<8630>は3%超安と下げが目立った。保険株は米金利低下がマイナス視されたようだ。また、制限値幅の下限が拡大されたタカタ<7312>が5割超の大幅安となり、トーセ<4728>や沢藤電<6901>も東証1部下落率上位に顔を出した。

一方、売買代金トップの任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などがしっかり。村田製<6981>が2%超高となるなど電子部品株が引き続き買われた。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたVテク<7717>は商いを伴って急伸。また、中国での合弁会社設立を発表したスターティア<3393>がストップ高となり、カーバイド<4064>やティアック<6803>も東証1部上昇率上位に顔を出した。

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【小幅反発、こう着感の強い展開が続く】23日(金)

■概況■20132.67、+22.16
23日(金)の日経平均は3日ぶり反発。22日の米国市場ではNYダウが12ドル安となる一方、ナスダック総合指数は小幅に上昇するなど高安まちまちだった。一方、原油価格の反発や米経済指標の予想上振れを受けて為替相場はやや円安方向に振れ、本日の日経平均は42円高からスタートした。寄付き直後に20100円を下回る場面もみられたが、5日線を挟んでの底堅さが意識されていた。後場は日銀のETF買い入れへの思惑からプラス圏での推移とはなったが、後場の日中値幅は30円程度にとどまっていた。

大引けの日経平均は前日比22.16円高の20132.67円となった。東証1部の売買高は15億3220万株、売買代金は2兆114億円だった。業種別ではその他製品、その他金融、ガラス土石、非鉄金属、機械、石油石炭がしっかり。半面、海運、水産農林、食料品、鉄鋼が冴えない。


◆注目銘柄◆
任天堂<7974>が売買代金トップ。三菱UFJ<8306>、オンキヨー<6628>、村田製<6981>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、東芝<6502>、Vテク<7717>が冴えない。Vテクは一部証券会社の目標株価引き上げが観測されており、朝方は急伸する場面もみられたが、25日線が心理的な抵抗となり、その後は強弱感が対立していた。

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《DM》

 提供:フィスコ

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