貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6723 ルネサス

東証P
2,684.0円
前日比
+19.5
+0.73%
PTS
2,690.5円
23:58 03/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.38 8.41
時価総額 5207億円
比較される銘柄
パナHD, 
日立, 
三菱電

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<動意株・9日>(大引け)=パスコ、オリコ、ルネサスなど

 パスコ<9232>=大幅続伸。同社はこの日、奥村組<1833>の造成工事現場において、UAV(小型無人機、ドローン)を活用した工事進捗管理への適応実証実験を行い、高い成果を上げたことを発表した。今回、UAVを用いた現況測量で、土量管理に必要な10センチメートル以内の精度を確保し、計測(撮影)業務からモデル化までの作業時間を大幅短縮することを実現した。造成工事では、作業効率の向上と工期やコスト削減が課題のひとつとなっており、UAVの活用進展が期待される。

 オリエントコーポレーション<8585>=急反発。クレディセゾン<8253>が8日、自社株買いを発表。みずほ銀行からの持ち合い解消に伴う保有株売却に対応するものだが、同じく資本提携し、みずほグループが大株主になっているオリコに対してはカード事業の連携に向け、今後の関係を一段と強化するのでは、との期待も出ている。

 ルネサスエレクトロニクス<6723>=後場急動意。同社はきょう、自動運転時代のリアルタイム画像処理を可能にする内蔵SRAMを開発したと発表。これが材料視されているようだ。新たに開発した内蔵SRAMは、今後プロセスの微細化が進むにつれて困難になると予想される速度と安定動作の両立や省電力化、小面積化を実現。将来の先進運転支援システムや自動運転に求められるリアルタイム画像処理の性能向上に大きく貢献すると期待されている。

 セメダイン<4999>=大幅高。同社は8日の取引終了後、同社株式の29.61%を保有する筆頭株主のカネカ<4118>が、同社に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の576円にサヤ寄せする格好となっている。今回のTOBはカネカによる連結子会社化を目的としており、買付予定数は321万2000株(上限321万2000株、下限は設定なし)。上限まで買い付けた場合、カネカの所有割合は51.01%となる。買付期間は12月9日から来年1月13日まで。なお、TOB成立後もセメダインは上場を維持する予定。

 日本CMK<6958>=大幅高。8日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ、目標株価を240円から420円へ引き上げた。構造改革に伴う固定費削減と、主力事業の車載向けPCB(プリント配線板)事業が拡大期入りすることを評価。今16年3月期通期連結営業利益は会社側計画と同様の2億円(前期実績6億4100万円)から1億円に引き下げているが、来期予想を21億円から30億円に引き上げている。

 鉄人化計画<2404>=反発。同社は8日取引終了後、ミュージック配信やデジタル・コンテンツ・サービスを展開するレコチョク(東京都港区)と共同出資会社を設立すると発表した。映像と音楽を活用した新しい音楽体験サービスの提供を目的に来年度のサービス開始を目指す。新会社設立は12月11日(予定)で、出資比率は鉄人化計画、レコチョクそれぞれが50%ずつとなる。これに伴い中期的なビジネス展開力が高まるとの思惑が短期資金の買いを誘導している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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