貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6702 富士通

東証P
2,417.5円
前日比
-60.5
-2.44%
PTS
2,420円
17:36 03/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.4 2.77 1.08 0.64
時価総額 569億円
比較される銘柄
NEC, 
日立, 
パナHD

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スリープロ Research Memo(7):なでしこ銘柄、健康経営優良法人(ホワイト500)に連続選出


■トピック

1. 女性活用、健康経営で先進的な取り組みが評価
スリープログループ<2375>は社会的責任への取り組みを積極的に行う企業として評価が高い。「一人ひとりが夢を実現できる社会を目指して」という理念のもと、女性活用や子育て支援、働き方改革、健康経営などに積極的に取り組んでいる。

2018年3月には、「なでしこ銘柄」へ2年連続で選出された。この表彰制度は、経済産業省と東京証券取引所の共同企画であり、女性活躍推進に優れた上場会社を選出するもの。選出企業48社中、東証2部から同社のみ、同社の属するサービス業から2社のみと狭き門を突破しての選出であり価値がある。同社としては「柔軟な勤務環境の整備、多様な人材支援制度から夢を目指す女性の活躍を推進」をポイントに掲げており、女性社員が働きやすくなるための様々な工夫や仕組みが評価された形だ。

このほかにも、健康経営優良法人2018(ホワイト500、2018年2月)に2年連続で認定され、健康に配慮する取り組みででも高評価を受けている。このような取り組みは、人材力が生命線の業界において、競争力ある人材の採用及び生産性向上、定着率向上などへ好影響が期待される。

2. AI・IoT ロボットフルフィルメントサービス開始
同社は、AIを搭載しIoTと連携するロボットに対して、商品の注文から手元に届いた後の対応までをワンストップでサポートする「AI・IoTロボットフルフィルメントサービス」の提供を開始した。AIやIoTなどのシステム・エンジニアリングの進歩により人と様々なコミュニケーションを行う機能を持ったサービスロボットが普及し始めている一方で、商品の出荷、初期設定、操作指導、導入後のユーザーサポートなど、様々な機能の充実が課題となっていることが背景にある。

第一弾として、2018年4月に、同社子会社のスリープロが富士通<6702>が提供する「ロボットAIプラットフォーム 実証パック for unibo」のネット販売を開始した。また、今後はコールセンター、アプリケーション開発、キッティングからフィールドサポート、延長保守サービス等の協業を検討する予定だ。

【AI・IoTロボットフルフィルメントサービスの提供内容】
クライアントのニーズに応じて以下6つのフルフィルメント機能を提供

1.ネットショップ開設 ・ECカート開発・運用・クレジットカード契約・SEO/SEM
2.コールセンター ・アップセル(周辺機器販売、サポートパック販売)
3. 庫内作業、保管、在庫管理 ・キッティング(出荷前設定) ・返品受付、不良解析、修理、再出荷 ・同梱品の リファビッシュ
4.アプリケーション開発 ・アプリケーション設定 ・プログラミング開発
5.フィールドサポート 駆けつけサポート
6.スタートアップサポート 法人化、SOHOサポート

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《MH》

 提供:フィスコ

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