貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6674 GSユアサ

東証P
2,905.5円
前日比
-77.0
-2.58%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.9 1.00 2.07 3.23
時価総額 2,918億円
比較される銘柄
パナHD, 
日立, 
富士電機
決算発表予定日

銘柄ニュース

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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、KLab、GSユアサなど


ソフトバンクG<9984>:8927円(-96円)
反落。前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は前年同期比50.1%増益の4792億円となった。Vision FundがNVIDIA株式価値増加により1052億円の利益を計上したことで、想定を大幅に上回る決算となったが、好調なスプリントの決算を背景に、評価益を除いたベースでも、市場想定線は上回ったとみられる。ただ、国内通信事業は減益であったとみられるほか、焦点の米国携帯再編も具体的な話は聞かれず、上値追いの展開には繋がらず。


JDI<6740>:198円(-1円)
伸び悩んでもみ合い。4000人規模の人員削減を含む構造改革案をまとめ、外部資本を受け入れる検討に入ったと報じられている。構造改革による収益力の強化や資金支援による当面の財務懸念後退などはポジティブだが、抜本的な改革案の発表は想定されていたため、大きなインパクトには繋がっていない。スマホ向け液晶需要の先行き懸念なども払拭しきれず、期待材料視する動きは限定的。なお、大幅な特損計上に関しては織り込み済みの範囲内といえよう。


GSユアサ<6674>:566円(+49円)
大幅続伸。走行距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも開始すると報じられている。走行距離はガソリン車に近づくこととなり、電気自動車普及のネックとされていた充電設備の少なさに対する懸念は後退することになる。欧州を中心に市場拡大が想定され、リチウムイオン電池関連は足元で人気化が目立っていた中、相対的に同社の出遅れ感は目立っており、今後の出遅れ修正を期待する流れが強まる形に。


ワコム<6727>:448円(+44円)
大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表している。営業損益は1.4億円の赤字となり、前年同期比では13億円超の損益改善となった。上半期計画4.7億円の赤字からみて、想定比でも赤字幅は縮小したとみられる。タブレット・ノートPC 向けの売上高が51億円と、前年同期比約倍増しており、市場の期待を大きく上回る形になった。顧客の新モデル向けの売上構成比が上昇したことで利益率も改善したもよう。


KLab<3656>:2016円(+281円)
急伸で一時上昇率トップ。前日に12月期通期業績予想の上方修正を発表、ポジティブなインパクトに繋がっている。営業利益の予想レンジは従来の6-29億円に対して、22-40億円に引き上げている。6月13日にリリースした新作タイトル『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の売上が期初想定よりも順調に推移、下半期もこの傾向を維持できると想定したことが業績上振れの主因。第1四半期好決算から上振れ期待はあったが、想定以上の上限レンジ引き上げとなる格好に。


パイオニア<6773>:204円(-13円)
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は2億円の赤字となった。市場コンセンサスは収支均衡ライン、誤差の範囲内ではあるが、やや下振れる格好になっている。売上高は会社計画比未達で、会社側で通期売上高予想は下方修正している。米国向けカーエレOEMの下振れが背景。全般的にカーエレ業界は環境が良好と捉えられるだけに、相対的な業績停滞をマイナス視する動きが先行へ。


JESHD<6544>:1742円(+222円)
大幅続伸。17年4-6月期(第1四半期)決算発表とともに、18年3月期の上期及び通期業績予想を修正している。第1四半期の営業利益は2.07億円で着地した(同社は今年3月上場のため前年同期実績の記載なし)。また、上期営業利益見通しを従来の2.40億円から4.50億円へ、通期では8.40億円から11.20億円(前期は6.11億円)へと引き上げた。生産性向上に伴う人件費等の抑制への取り組みが奏功したほか、一連のコスト削減効果も寄与する。

nms<2162>:720円(+100円)
ストップ高。17年4-6月期(第1四半期)決算発表とともに、18年3月期の上期業績予想を上方修正している。第1四半期の営業利益は前年同期比13.1%減の2.18億円で着地した。また、上期営業利益見通しは従来の4.00億円から6.30億円(前年同期は6.88億円)へと引き上げた。ヒューマンソリューション事業やエレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業が国内外の需要に支えられ、利益面では体質強化の取り組みも奏功した。


フライングG<3317>:2337円(+400円)
ストップ高で年初来高値更新。17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。営業利益は前年同期比2.9倍の1.38億円で着地した。5月にテレビ番組で取り上げられたことなどにより来客数が増加したほか、利益面では水道光熱費の低減も引き続き寄与した。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比10.1%増の3.30億円とする従来予想を据え置いている。


ビーマップ<4316>:2247円(+222円)
大幅に3日続伸。東証が本日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除している。また、日証金も同日から増担保金徴収措置を解除した。同社は7月3日、ジェイアール東日本企画及びY&NBrothersとM2M2S(Media to Mobile to Store)を事業とする新会社を設立すると発表している。これを受けて、7月20日には年初来高値3090円を付けるなど人気化する場面があった。

《DM》

 提供:フィスコ

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