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相次ぐ有機ELパネルの採用は日本の装置メーカーに追い風 SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

今週はメガバンクなど金融機関の3月期決算発表が予定されていますね。5/15付の「Daily Outlook」では、有機ELパネルの採用が日本の装置メーカーに追い風となる理由についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『日本の電機大手が有機ELテレビに相次いで参入している。パナソニックは5月10日、6月に同社国内向けでは初となる有機ELテレビを発売すると発表。ソニーも6月に発売する予定である他、東芝は3月に発売しており、今年は「有機ELテレビ元年」になるとの見方も出ている』と述べています。

次に、スマートフォンについても同様に『今年は有機ELパネルの飛躍の年となりそうだ。現在有機ELを主要機種に採用している企業は韓国サムスンや中国オッポなど一部の企業 に留まっているが、今年は米アップルが秋に発売するとみられる新型iPhoneの主要モデルの一つに有機ELを採用する見通しとなっている。iPhoneは2014年に発売したiPhone6以降は販売が振るわず、潜在的な買い替え需要が高まっているとみられることから、今年は販売の拡大が予想される』と見ています。

続けて、有機ELパネルについて『液晶に比べて1.軽量、2.薄型、3.曲面加工(画面を曲げること)が可能、4.画質が良いなどの特長がある。これまでは低い歩留まりによる高コストが課題だったが、歩留まりは徐々に向上しており、採算も改善している。スマートフォン向け最大手のサムスンの1-3月期決算では、有機ELパネルをけん引役にディスプレイ事業の営業利益が前年比で大幅な黒字転換。需要の拡大を背景に今後一段の増産投資が期待される。中国や日本のパネルメーカーも韓国勢に追随して設備投資に動いている』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『市場拡大の恩恵を受けやすい製造装置メーカーの主な銘柄』を紹介しています。具体的にはキヤノン<7751>や平田機工<6258>、日新電<6641>など全5銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/15付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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