オンキヨーは一時29%高、第3四半期としてジャスダック上場以来初の黒字達成を好感
オンキヨー<6628>が急反発し、一時、前日比33円(29.2%)高の146円まで買われている。午前10時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)連結決算が、売上高412億4900万円(前年同期比12.6%減)、営業損益5億3100万円の黒字(前年同期24億1900万円の赤字)、最終損益9億4900万円の赤字(同27億9900万円の赤字)となり、第3四半期としてはジャスダック上場以来の黒字を達成したことが好感されている。
AV事業における不採算製品の販売見直しや円高による海外売上高の目減りがあり、売上高は減収となったものの、パイオニアグループのホームAV事業との統合によるシナジーの実現や、円高による製品原価の低減が利益の好転に寄与。さらに、今後の重点セグメントと位置づけているデジタルライフ事業でヘッドホンやポータブルデジタルオーディオプレーヤーなどの販売が伸長したことも貢献したという。
なお、17年3月期通期業績予想は、売上高650億円(前期比0.9%増)、営業利益10億円、最終利益3億円(前期11億2600万円の赤字)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
AV事業における不採算製品の販売見直しや円高による海外売上高の目減りがあり、売上高は減収となったものの、パイオニアグループのホームAV事業との統合によるシナジーの実現や、円高による製品原価の低減が利益の好転に寄与。さらに、今後の重点セグメントと位置づけているデジタルライフ事業でヘッドホンやポータブルデジタルオーディオプレーヤーなどの販売が伸長したことも貢献したという。
なお、17年3月期通期業績予想は、売上高650億円(前期比0.9%増)、営業利益10億円、最終利益3億円(前期11億2600万円の赤字)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)