マブチ、今期経常を22％下方修正、配当も14円減額

販売数量の増加や原材料費の低下等もあり、前回予想を7.2％上回る119億円となる見通しとなりました。　また、為替差損の発生もあり、経常利益は前回予想を29.1％下回る83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を22.4％下回る59億円となる見通しとなりました。（２）通期連結業績予想修正の理由　通期の見通しにつきましては、売上高は、円高の影響及び一部用途の市場縮小等により平成28年２月12日に公表しました前回予想を10.0％下回る1,350億円に予想を修正いたします。　また、利益面につきましては、当第２四半期連結累計期間と同様に、引き続き販売数量の増加や原材料費の低下等を見込むものの、円高によるマイナス要因がこれを上回り、営業利益は前回予想を3.1％下回る218億円、経常利益は前回予想を21.5％下回る186億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を20.6％下回る135億円にそれぞれ業績予想を修正いたします。　なお、当第２四半期連結累計期間（上半期）の実績為替レートは１米ドル111.81円、当下半期業績見通しにおける前提為替レートは、１米ドル100円としております。（前回予想は1米ドル118円の前提）

　　当社は原則的な配当算定基準として、長期安定的な配当である１株当たり年30円の普通配当を継続的に実施し、これに事業成果としての連結純利益の30％を１株当たりに換算した特別配当を併せて実施することとしております。上記の連結業績予想の修正に伴い、配当予想を１株当たり年間14円（第２四半期末７円、期末７円）減額の修正を行うものです。　これにより、第２四半期末配当金は１株当たり44円（普通配当15円、特別配当29円）、期末配当金は１株当たり45円（普通配当15円、特別配当30円）、合計年間配当金１株当たり89円（普通配当30円、特別配当59円）に配当予想の修正を行います。注）上記の業績予想に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づいております。業績は今後の様々な要因により　　 見通しと異なることがあります。その要因のうち、主なものは以下のとおりであります。 　　　・ 円並びにアジア通貨の為替相場の変動 　　　・ 当社の事業領域を取り巻く経済環境・需要動向等の変化 　　　・ 新技術・新製品等の急速な技術革新 　　　・ 銅・鋼材・レアアース等の相場の変動 　　　　ただし、業績に影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません。