ＨＡＮＡＴＯＵＲが３連騰、インバウンド関連売りの反動で切り返し急

　ＨＡＮＡＴＯＵＲ　ＪＡＰＡＮ<6561>が３連騰で底値離脱の動きを強めてきた。米中貿易摩擦の問題を底流に中国景気減速への懸念が浮上、前週はインバウンド関連株にも売りを仕掛ける動きが顕在化したことで、インバウンド専門の旅行会社である同社株も下値模索の動きを強めた。前週５日には２０１０円まで売り込まれ、上場して間もない１７年１２月以来の安値圏に沈んでいた。しかし、足もとの業績に陰りはなく、団体ツアーが好調で収益に貢献しており、思惑先行で売られ過ぎた反動から押し目買いが流入している。経済好調なインドやベトナムなどへの商品販売にも注力しており、今後も業績拡大基調が見込まれる。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）