大阪油化工業はS高配分で取引を終える、きょうIPO3銘柄は明暗分かれる
この日は、東証ジャスダック市場に大阪油化工業<4124>、東証マザーズ市場にMS&Consulting<6555>とウェルビー<6556>の3社が新規に上場したが、そのうち大阪油化工業は午前11時6分に公開価格1860円を1240円(66.7%)上回る3100円で初値をつけた後も買いを集め、結局、3800円ストップ高で上場初日の取引を終えた。化学物質のわずかな沸点の差を利用して混合物から目的とする物質を分離・精製する精密蒸留が主な事業で、ニッチ分野に特化した点が注目されたもよう。また、上場に際しての市場からの吸収額が11億3300万円と相対的に低かったことから値幅取り狙いの物色を集めたようだ。
一方、マザーズに上場したMSコンサルは午前9時3分に公開価格1280円を30円(2.3%)下回る1250円で初値をつけた後、一時1370円まで買われたが、公開価格を下回る1229円で取引を終了。ウェルビー<6556>は午前9時49分に公開価格2580円を725円(28.1%)上回る3305円で初値をつけ、一時3435円まで買われたがその後は換金売りに押されて3050円で引けるなど明暗を分けた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
一方、マザーズに上場したMSコンサルは午前9時3分に公開価格1280円を30円(2.3%)下回る1250円で初値をつけた後、一時1370円まで買われたが、公開価格を下回る1229円で取引を終了。ウェルビー<6556>は午前9時49分に公開価格2580円を725円(28.1%)上回る3305円で初値をつけ、一時3435円まで買われたがその後は換金売りに押されて3050円で引けるなど明暗を分けた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)