安川電が買われる、第2四半期営業利益27%増益でGS証が目標株価を小幅引き上げ
安川電機<6506>がカイ気配スタートで3日ぶり急反発。同社が20日取引終了後に発表した、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は売上高が2079億4700万円(前年同期比7.2%増)、営業利益189億7900万円(同27.2%増)、最終利益120億3000万円(同2.9%増)と好調だった。収益の柱を担うサーボモーターが、米国を中心に工作機械や半導体市場向けに伸びたほか、産業ロボットも、自動車関連向けなど米国をはじめ好調に推移して業績を牽引した。ロボットは、中国で自動車以外の一般産業分野に需要の裾野を広げ収益に反映させた。最終利益は増益を確保し、上期としては過去最高を更新したことで、これを好感する買いが流入した。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「中立」を継続、目標株価を1400円から1460円に小幅に引き上げている。
16年3月期の連結業績予想について、売上高を4350億円から4200億円(前期比5.0%増)へ下方修正した。中国のスマートフォン関連需要の一巡などアジア向け需要停滞感を考慮したもの。ただ、営業利益は365億円(同15.8%増)、最終利益は240億円(同3.3%減)で据え置いており、買い安心感につながったようだ。
安川電の株価は9時12分現在1325円(△69円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
16年3月期の連結業績予想について、売上高を4350億円から4200億円(前期比5.0%増)へ下方修正した。中国のスマートフォン関連需要の一巡などアジア向け需要停滞感を考慮したもの。ただ、営業利益は365億円(同15.8%増)、最終利益は240億円(同3.3%減)で据え置いており、買い安心感につながったようだ。
安川電の株価は9時12分現在1325円(△69円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)