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注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、九州電力、神戸物産など


東芝<6502>:200.1円(-15.8円)
急落。東証は本日付で同社株を上場廃止の恐れがある「監理銘柄(審査中)」に指定すると発表している。これを嫌気した売りが先行する格好。決算発表の再延期が認められたこと、巨額損失の原因である米WHの株式の過半を売却し、海外原発事業から撤退する方針を示し、社会インフラを中心とする再建の道筋を明らかにしたことで、前日後場には短期的な安心感が広がり切り返す動きを見せていた。


九州電力<9508>:1157円(-90円)
急落。2020年満期ユーロ円建取得条項付CB750億円、2022年満期ユーロ円建取得条項付CB750億円を発行し、合計約1500億円を調達すると発表。超々臨界圧発電(USC)を採用した松浦発電所2号機への設備投資、建設工事中の世界最大級インドネシアサルーラ地熱IPPプロジェクトなどに充当するもよう。当初の転換価額1434円の場合、発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する潜在株式数の比率は21.79%となる見込みで、希薄化懸念が先行。


神戸物産<3038>:4190円(+230円)
大幅反発。14日の大引け後に17年10月期の第1四半期の決算を発表している。営業利益は前年同期比49.8%増の35.92億円、経常利益は同91.0%増の46.53億円となった。経常利益ベースでは、上期計画に対する進捗率が約90%となり上振れ期待が高まる格好に。売上総利益率が約16.5%と前年同期比で約1.3%の改善を見せている。


栄研化<4549>:3010円(-175円)
急反落。17年3月期の通期予想の上方修正を発表し、営業利益は従来計画の27.10億円から40.00億円に引きあげている。大幅減益見通しから一転しての増益見通しとなるも、短期的な出尽くし感が優勢となった他、第3四半期までの進捗を加味すると修正値が市場期待に達しなかったもよう。小型全自動遺伝子検査装置の開発費約7.5億円が18年3月期にずれ込む見込みであること、経費の効率的使用によるコスト削減が背景に。


セルシード<7776>:592円(+35円)
急反発。3月13日付で厚生労働省より再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、「特定細胞加工物製造許可」を取得したと発表している。同社は細胞シート製造を安定的かつ迅速に推進することを目的として、昨年8月に東京都江東区に細胞培養施設を設置した。本許可の取得を受けて、同社は当該施設にて同社治験製品の製造準備体制構築を引き続き進めていく。


山王<3441>:1131円(+150円)
ストップ高。16年8月-17年1月期(第2四半期累計)決算とともに、17年7月期業績予想の修正を発表している。第2四半期累計の純利益は1.59億円(前年同期は3.84億円の赤字)となり、従来予想(0.89億円)を上回って着地した。IT機器市場において生産調整の影響が解消したほか、収益改善施策の効果や為替差益の計上が寄与した。通期純利益見通しについては1.49億円から1.98億円(前期は5.55億円の赤字)へと引き上げた。


Aiming<3911>:556円(-38円)
急反落も下げ渋る。スマートフォンゲーム「ラピクロ(ラピナスクロニクル)」のAndroid版のサービスを開始したと発表している。iOS版も近日中のサービス開始を予定しているという。同タイトルについては、3月3日に事前登録者数が100万人を突破したと発表されている。本日は材料出尽くし感が先行して朝方に一時540円まで下落する場面があったものの、その後は下げ幅を縮める展開となっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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