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6502東芝

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注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、日東網、モブキャスなど


東芝<6502>:206.5円(-14.2円)
大幅反落。米原発4基の建設を20年末に完成させなければ、税制優遇期限を迎え、発注元の電力会社が同社に数千億円規模の補償を求める公算と報じられている。また米原発子会社WHが建設中で、2020年完工計画のボーグル原発3・4号機について、米政府が巨額債務保証をしていることも報じられた。東芝とWHは米連邦破産法11条の適用申請も視野にいれており、米政府を巻き込む可能性の浮上も嫌気されている。


新日鉄住金<5401>:2776.5円(-47円)
続落。メリルリンチ証券はレーティングを「買い」から「中立」に格下げしている。弱い国内鋼材需給、副原料コスト増(マンガン、燃料等)に伴う国内鋼材マージンの不振、Vallourecを含めたシームレスパイプの想定外に弱い回復を織り込み、同証券は業績予想を減額したもよう。株価は短期的に更に上昇する可能性も残すが、18年3月期の会社計画がコンセンサスを下回る可能性が株価の重しになると見ているようだ。


ヤマトHD<9064>:2477.5円(+59.5円)
反発。野村証券はレーティングを「Neutral」から「Buy」、目標株価を2200円から3000円に引き上げている。宅急便は、人件費・庸車費単価の上昇から、事業が持続的に維持できないリスクが顕在化。今後は労働環境改善に伴い、ピーク時期の追加費用、再配達費用への対策を打つ可能性が高いとみている。また宅配BOXへの優先配送に取り組むことで利益率も改善し、19年3月期に営業最高益を更新すると判断したようだ。


神栄<3004>:193円(+10円)
急伸。子会社が産総研との共同研究で、衝撃校正システム(衝撃試験の計測値の誤差を厳密評価する)を開発し、これを用いた衝撃校正技術を確立したと発表。また、ISO/IEC17025認定を取得したことで、ILAC・MRA(国際相互承認)のシンボルマーク付き校正証明書の発行が可能となり、国際的に衝撃校正サービスを提供できる体制が整ったようだ。今後のサービス展開への期待感が高まる流れに。


日東網<3524>:2113円(+123円)
大幅続伸。17年4月期第3四半期決算を発表している。営業利益(累計)は前年同期比152.2%増の8.6億円となった。漁業関連事業において、付加価値の高い定置網の売上が増加、陸上関連事業では、防球ネットなどの施工工事が順調に推移、産業用資材の受注も回復したことなどが大幅増益の要因。なお、通期予想を同3.9%増の12億円で据え置いており、上方修正への期待感が高まっている。


インソース<6200>:1916円(+156円)
急反発。立会外分売の実施を発表している。予定株式数は16万6000株、予定期間は3月24日から3月28日まで。同社は昨年7月にマザーズへ上場したが、東証1部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、その形式要件の充足を図るとともに株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的に今回の立会外分売を行うという。1部昇格への期待から物色が向かっているようだ。


BS<3623>:4595円(+545円)
一時ストップ高。米Aurfy Inc.の日本現法Aurfy Japanと共同して銀聯カードユーザー向けのオンライン及びスマートフォン決済システムを用いた決済サービスを開発・提供することに合意し、対応準備を開始したと発表している。Aurfy Inc.は銀聯が世界展開を推進する会社として認定している。今回の合意を踏まえ、同社はAurfy Japanの戦略的パートナーとして海外展開を見据えた各種サービス開発に向けての共同検討を進めていく。


モブキャス<3664>:1009円(-271円)
急落。スマートフォン向け新作ゲーム「キングダム 乱 -天下統一への道-」を、岡本吉起氏がゲームプロデューサーを務めるでらゲーと共同開発のもと、今夏に配信を予定していることを公表している。人気作品「キングダム」の世界観を存分に体感できるタクティカルRPGという。ただ、これまで「Project OK」とされて市場でも期待材料となっていたことから、情報公表を受けて材料出尽くし感が広がっているようだ。

《WA》

 提供:フィスコ

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